神田伯山ら噺家たちが洋装で登場!? 演芸会「師匠お似合いですよ」の楽屋裏でファッションチェック!

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する演芸会「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。おかげさまで大盛況でした。楽屋裏で撮影した師匠方の素敵な着こなしをお届けします!

和装の噺家たちが洋服で洒落る唯一の夜

演芸専門誌『東京かわら版』にて連載中の「師匠お似合いですよ」。「噺家たちに『ゴールデンベア』の服を着てもらうなら……」というテーマで毎号アイテムを紹介するこの連載だが、誌面だけでは飽き足らず、2023年から実際に落語会・演芸会を主催している。

人気の演者たちの演目はもちろんのこと、普段はほとんどが和装の彼らを『ゴールデンベア』の洋服で着飾って、実際にトークをしてもらう時間もあったりと、他にないユニークなイベントになっている。

昨年より光栄なことに本誌編集部も関わることになり、師匠方の個性をイメージしながら、アメカジをテーマにコーディネイトを提案。三回目となる今回は、これまでよりもキャパの大きな「銀座ブロッサム」で開催しながらも会場は満員御礼。「ゴールデンベア」の服に身を包んで噺家たちが壇上に上がるトークタイムも大盛況だった。師匠方の粋な着こなしと、セカンドからのコメントを合わせてお楽しみあれ。

神田伯山

いつも辛口な伯山先生を、少しだけマイルドにしてみたくて、全身を淡いトーンでまとめました。インナーには、顔がパッと明るく見えるマドラスチェックのパッチワークシャツを取り入れています。あえて無造作に袖捲りをしてみれば、グンとファッション玄人感が引き立つこと間違いなしです。普段とは違う甘口な伯山先生に仕上がったと思います

カバーオール1万7600円、パッチワークシャツ9790円、Tシャツ2090円、スラックス9790円/すべてゴールデンベア、その他スタイリスト私物
神田伯山|1983年6月4日生まれ。東京都豊島区出身。2007年、三代目神田松鯉に入門。2020年2月、真打昇進と同時に六代目 神田伯山を襲名する。講談師として高座をつとめながら、ラジオやテレビなどメディアにも多数出演

立川談笑

テーマは「お上品なオジサマ」。お人柄がにじみ出る、どこかキャラクター感のある談笑師匠だからこそ、カッチリとした大人っぽいスタイルを意識しました。ただし、あくまでもイメージは休日服。抜け感が大事なので、ゆったりとしたシルエットのオープンカラーシャツをインナーに、スウェットシャツを肩から巻いてみました。予備校講師も経験されているという談笑師匠。さすが、ジャケットがよくお似合いです!

ラペルカーディガン1万3200円、オープンカラーシャツ8690円、ヘンリーネックTシャツ5390円、クルーネックスウェット8690円、ショーツ7590円/すべてゴールデンベア、その他スタイリスト私物
立川談笑|1965年9月23日生まれ。東京都江東区出身。1993年、立川談志に入門。2005年、真打昇進。入門前は、予備校講師だったという意外な過去を持つ。料理が趣味で、自身のYouTubeチャンネルでも料理動画をアップ

柳家小ふね

普段は黒っぽい服装が多そうでしたので、抵抗感なく着られそうなネイビーで全身をまとめたコーディネイトにしました。真似しやすくて、かつファッション上級者に見える裏技です。サラっとした塩顔の小ふねさんには、ワークテイストの武骨なアイテムを盛り込んで、スタイリッシュにまとめてみました。仕上げには、胸元からピンクがチラリ。ピンクまで着こなせてしまう小ふねさんなら、どんな服でもイケるはず!

ベスト1万3200円、バンドカラーシャツ7590円、Tシャツ3190円、イージーパンツ9790円/すべてゴールデンベア、その他スタイリスト私物
柳家小ふね|1993年3月20日生まれ。福島県福島市出身。2017年に柳家海舟に入門。2022年に二ツ目昇進、「小ふね」に改名。2023年からは小里ん門下となる。「奇才」などと評され、独特なキャラクターが魅力

桂小すみ

ロングシャツ1万890円、ロゴTシャツ4290円、ガウチョパンツ8690円/すべてゴールデンベア、その他スタイリスト私物

小すみ先生の普段着の写真をいくつか拝見したところ、着物姿とはギャップのあるカジュアルな装いもとても似合っていらっしゃいました。小すみ先生のそんな一面を見てみたくて、インナーには思い切りカジュアルな、アメカジ風のTシャツを取り入れています。裾に可愛らしい模様が施されたロングシャツと、華やかな色味のガウチョパンツで女性らしさも忘れません。首の巻き物はアウターと色味を合わせつつ、あえてTシャツのなかに入れてさりげなく。

桂小すみ|1973年3月7日生まれ。神奈川県横浜市出身。2003年、落語芸術協会にお囃子として入会。2018年、桂小文治門下。2019年、音曲師「桂小すみ」となる。三児の母でもある

【問い合わせ】
コスギお客様相談室
TEL0120-298-454
https://goldenbearstore.jp

(出典/「2nd 2025年7月号 Vol.213」)

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パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。