久しぶりに展示会でひと目惚れ。これはカッコイイよ!

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「春はダブルフェイスのパーカ1枚の着こなしを楽しむはずが、季節外れに暑かったり急に降ったりで全然着られず。これからだと暑すぎて無理かな……(泣)」と語る編集・ランボルギーニ三浦がお届け!

WEARMASTERS Lot.873 Souvenier Jacket

いやぁ~、人生初です。いわゆるスカシャツ。私は顔がちょっと強面に見られがちなので、あんまりスカジャンを着ないようにしているんですが、コイツは見逃せなかったですね。

長年ヴィンテージ愛好家をやってきていますが、スカシャツはモノとしてカッコよくても、買ったことはなかったんですよ。ヴィンテージは小さいサイズが多く、着ること前提でしか買わない自分にとって、選択肢になかったです。あとは、一般的なスカジャンよりも不良感が強いように思っていて、それも触手が伸びなかった理由でしょうか。とにかく初のスカシャツゲットです。

正直言いますと、コイツを展示会で見た時、ひと目惚れしました。カラーリングといい、佇まいといい、ヴィンテージのような雰囲気ですべてが最高です。すぐに試着し、鏡を見た時に「似合うなぁ~」と思っちゃいました。その時の私は金髪のロン毛でしたが、それでも不良感は感じられず、ヴィンテージ好きな人って雰囲気だったので、これなら着られると! とにかくカッコイイ一着です。

チノパンや軍パンのようなトラウザーズにも似合いそうですが、私は色落ちしたジーンズに合わせて、ところんヴィンテージ好きな人のイメージで春を楽しみたいと思います。

正式にはスカジャンの一種だが、ヴィンテージ好きの間では“スカシャツ”と呼ばれる開襟のショート丈ジャケット。1940~’50年代のヴィンテージをもとに、レーヨンサテン生地に希少な手振りミシンで刺繍を、両胸・両腹・両腕・両カフス・背中に施したスペシャルな1着だ。セミルーズフィットのため着用時の絶妙な抜け感も非常に魅力的。ヴィンテージにはないトップボタンがあるので着こなし幅も広がっている。ヴィンテージや古着が好きな人なら必ずその琴線に触れるはず。6万3800円(Attractions TEL03-3408-0036 https://attractions.co.jp/)

背中には龍と虎が対峙した図案が大きく手振り刺繍で施されている。上部には筆記体でJapanの文字も入る王道デザインだ。

右胸のポケット上には『Attractions』の文字が筆記体で刺繍されている。実はこの名を入れた初めてのプロダクツなのだそう。

左胸ポケットの上には『Tokyo』の刺繍入り。背中の『Japan』とともにこれらの文字を冠したプロダクツは初めてのことだ。

(出典/「Lightning 2025年5月号 Vol.373」)

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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