名車をテーマにエンターテイメントを楽しもう!「AUTO MOBILE COUNCIL 2025」4月11~13日幕張メッセで開催

日本におけるクルマの祭典、オートモビルカウンシルを今年も開催する。日本車メーカーの最新モデルをはじめ、往年の名車も一堂にお披露目されるこのイベント。クルマを通して、トークショーやライブも開催。その全貌をご紹介!

伝説のカーデザイナー・ジョルジェット・ジウジアーロ来日決定!

日本車メーカー、インポーター、サプライヤー、ヘリテージカー販売店などが一堂に集結するクルマの祭典「オートモビルカウンシル」は、2016年に「3日間だけの夢の自動車博物館」をコンセプトにスタート。日本の自動車文化、日本独自のカーライフを創造し、その魅力を世界に向けて発信するもので、クルマ好きにはたまらない趣向を凝らしたコンテンツを多く用意しているのが魅力といえよう。10回目を迎える今年は、例年を超えた豪華さ。メインは、なんといってもジョルジェット・ジウジアーロ氏の来日だろう。2日間にわたるトークショーや、彼が手がけた名作が会場を彩る。クルマに詳しくなくても、作品が持つ物語やデザインの美しさに引き込まれるはずだ。

そして同イベントのお楽しみのひとつ「MUSIC MEETS CARS」にも豪華ゲストが登場。クラシック、ジャズ、ポップスと様々なジャンルのアーティストや著名人がライブやレコードコンサートを行いイベントを盛り上げてくれる。カーカルチャーを通して、歴史やデザイン、ライフスタイル、音楽をも楽しめるクルマのフェス。参加しない理由はないだろう。

言わずと知れたイタリアの工業デザイナーで、「折り紙細工」と言われる直線とエッジの利いたデザインで一世風靡したジョルジェット・ジウジアーロ氏が来日決定。11日と12日にはテーマを変えたトークショーが行われ、さらに彼がデザインした歴史に残る名車や未来的なースポーツカーなど、全10台もの車両も展示される。ジョルジェット・ジウジアーロ氏の世界にどっぷりと浸かろう。

ジョルジェット・ジウジアーロ トークショースケジュール

4/1 1 (金) 13:00 ~ 14:00 「才気あふれる若きデザイナー誕生」(会場内センタープラザ)

4/1 2(土) 10:30 ~ 11:30 「革命的カロッツェリア誕生から現在、そして未来へ」(会場内センタープラザ)

予定されている展示車両の一部を紹介!

ジウジアーロ氏が手がけた10台の車両を厳選して展示。実用車から傑作品、未来的なスポーツカーなど見応えたっぷり。名作を間近で見られるチャンス。この機会を見逃すな。

アルファ・ロメオ・ジュリア・スプリントGT(1963年デビュー)。徴兵中のイタリア軍キャンプで仕上げたモデルで、“寄り目”のデザインが特徴。

今回がパブリックデビューとなるバンディーニ・ドーラ。前ホイールアーチから立ち上がったピラーが優雅な孤を描きながらリアエンドに達し、モノフォルムを形成した美しいデザイン。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したDMCデロリアン(1981年)。ガルウイングドアのボディを採用し、そのボディパネルにはヘアライン加工された無塗装のステンレス鋼が使われている。

こちらもCHECK!

旅するMOTOR HOME

テーマは「クルマでの旅」。MOTOR HOMEという動く家を相棒に、年間50泊に及ぶ車中生活を楽しむオーナーが、愛車を展示して様々な旅のエピソードや実際の使い方などをパネルとトークで紹介。移動だけにとどまらず、滞在もできるクルマの新しい価値観とライフスタイルは、人生を楽しむための参考になるはずだ。

2001年カナダ製のBC Vernon 19DE。全長が約6mのキャンピングカーで、V10エンジンを搭載。ゆったりとした空間と充実した装備

歴史を飾ったラリーカーの圧巻の展示

イタリア自動車界、そしてスイス高級時計界の大立者であったジーノ・マカルーゾがコレクションした6台のラリーカーとレーシングカーを展示。数あるコレクションの中からラリー史を語る上で不可欠な名作を厳選。いずれも由緒正しきワークスマシンばかりで、戦うマシンだけが持つ迫力と凄みを楽しみたい。

1978年フィアット・アバルト131ラリー。主に英国で活躍した個体で、1978年のウェールズ・ ラリーやマンクス・ラリーで入賞した実績を持つ

新企画「過去から見た未来」にも注目

 

開催10回目を記念して「過去が見た未来」をテーマに、過去の東京モーターショーに出品したコンセプトカーを日本車メーカーが各1台展示。各メーカーがどのような未来を見据えてクルマを開発してきたのか、そして現在はどのような未来を見ているのかを展示を通して自動車業界の進化を考える企画になる予定

三菱自動車が出展予定のHSR-Ⅱ(1989年)。自動追尾や自動車庫入れの半自動制御も搭載した自動車の未来を先見したかのような車両

豪華ゲストによるライブで盛り上がろう。

「MUSIC MEETS CARS」をコンセプトに、毎回ライブやレコードコンサートなどの音楽プログラムや、音楽に関わる著名人のトークショーを楽しめるのもこのイベントの魅力。今年はクラシック、ジャズ、ポップスとなった様々なジャンルのハイクオリティのプレシャスライブやトークショーを予定。盛り上がること間違いなし!

【タイムスケジュール/出演者】

4/11(金)
15:30-16:30 プレシャスライブ【ヨーロッパの風】 佐野優子(ピアニスト)

4/12(土)
12:00-13:00 トーク&レコードコンサート ロバート・ハリス(作家・ラジオDJ)
14:00-15:00 プレシャスライブ【 春の饗宴】 TOKU※&小沼ようすけ(ギタリスト)
16:00-17:00 トーク&レコードコンサート ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

4/13(日)
10:45-11:45 トーク&レコードコンサート 立川直樹(プロデューサー・ディレクター)
13:00-14:00 プレシャスライブ 【ボサノヴァの誘惑】 小野リサ(シンガー)
15:15-16:15 トーク&ライブ 森山良子(シンガー)

※ TOKU:ヴォーカリスト/ フリューゲルホーンプレーヤー

TOKU
小沼ようすけ
ロバート・ハリス
佐野優子
森山良子
小野リサ
立川直樹
ピーター・バラカン

開催日程

開催日時

特別内覧日 
4月11日(金)10:00-18:00(プレスタイム 10:00-13:00)

一般公開日
4月12日(土) 10:00-18:00
4月13日(日) 10:00-17:00

会場
幕張メッセ国際展示場9/10/11ホール予定(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)

我々ヘリテージ社も出展!

当日は雑誌「ライトニング」を発行しているヘリテージ社も出展。ヴィンテージアートを扱ったPOPART BANANASや雑誌やオリジナルアイテムの販売のほか、ライトニングやクルマと親和性の高いアパレルブランドやレザーブランドも出展。カーグッズや植物、ロボットといったユニークかつ多種多様なジャンルで展開する予定なので、来場の際はぜひお立ち寄りを!

【問い合わせ】
AUTOMOBILE COUNCIL 2025 広報事務局
TEL090-8940-1683
TEL03-6380-1011
info@automobile-council.com

(出典/「Lightning 2025年5月号 Vol.373」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革ジャン職人が手掛ける、経年変化するレザーハット気にならない?

  • 2025.10.31

気鋭のレザーブランド「KLOOTCH」のレザーハットラインとしてスタートした「Brunel & Co.」独学のレザージャケット作りで磨いた革の感覚を、“帽子”という舞台で表現する──。自らの手仕事で理想の革を探求する職人が辿り着いた、新たなレザークラフトの到達点。 革ジャン職人の手が導く、生...

進化したSchottの定番、冬のレザースタイルはこれで決まり!

  • 2025.10.30

アメリカンライダースの象徴であるSchottが、原点回帰とも言える姿勢で“本気”を見せた。伝統のディテールに、現代的な技術と素材を融合。武骨でありながらも軽快、クラシカルでありながらも新しい。進化したSchottの定番が、冬のレザースタイルを再定義する。 668US SPECIAL HORSEHID...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

革ジャンの新機軸がここに。アメリカンでありながら細身でスタイリッシュな「FountainHead Leather」

  • 2025.10.31

群雄割拠の革ジャン業界において、カルト的な人気を誇り、独自のスタイルを貫くファウンテンヘッドレザー。アメリカンヘリテージをベースとしながらも、細身でスタイリッシュ、現代的な佇まいを見せる彼らのレザージャケットは、どこのカテゴリーにも属さない、まさに“唯我独尊”の存在感を放っている。 XI|シンプルな...

宮城県大崎市の名セレクトショップ「ウルフパック」が選ぶ「FINE CREEK」の銘品革ジャン4選。

  • 2025.10.31

宮城県大崎市に、ファインクリークを愛してやまない男がいる。男の名は齊藤勝良。東北にその名を轟かす名セレクトショップ、ウルフパックのオーナーだ。ファインクリーク愛が高じて、ショップの2階をレザー専用フロアにしてしまったほど。齊藤さんが愛する、ファインクリークの銘品を見ていくことにしよう。 FINE C...

Pick Up おすすめ記事

生きたレザーの表情を活かす。これまでになかった唯一無二の革ジャン、「ストラム」の流儀。

  • 2025.10.30

生きたレザーの質感にフォーカスし、“バーニングダイ”をはじめとする唯一無二のレザースタイルを提案するストラム。我流を貫き、その意思を思うがままにかき鳴らすことで、オリジナリティを磨き上げる孤高のレザーブランドだ。デザイナー桑原和生がレザーで表現するストラムのモノ作りの哲学、彼が革ジャンを通して描き出...

革ジャンの新機軸がここに。アメリカンでありながら細身でスタイリッシュな「FountainHead Leather」

  • 2025.10.31

群雄割拠の革ジャン業界において、カルト的な人気を誇り、独自のスタイルを貫くファウンテンヘッドレザー。アメリカンヘリテージをベースとしながらも、細身でスタイリッシュ、現代的な佇まいを見せる彼らのレザージャケットは、どこのカテゴリーにも属さない、まさに“唯我独尊”の存在感を放っている。 XI|シンプルな...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

渋谷、銀座に続き、ブーツの聖地「スタンプタウン」が東北初の仙台にオープン!

  • 2025.10.30

時代を超えて銘品として愛されてきた堅牢なアメリカンワークブーツが一堂に会するブーツ専門店、スタンプタウンが宮城県仙台市に2025年9月20日オープン! 東北初となる仙台店は北のワークブーツ好きたちにとって待望の出店となった。 珠玉の銘品たちがココに揃う。 ブーツファンが待ち焦がれた東北エリア初となる...