【クルマ専門店ガイド】ランドローバーの老舗専門店。「クリーブランド」|東京都三鷹市

  • 2024.04.04

日本全国にあるクルマの専門ショップ。今回はランドローバーディフェンダーを専門に取り扱う老舗ショップ、東京都三鷹市のクリーブランドを紹介!

製造終了した今でも数多くの車両を販売する希少なショップ。

ディフェンダーに関しては日本でも屈指の取り扱い量を誇るクリーブランドの相川店長。ビンテージからカスタムまで幅広いジャンルに造詣が深いエキスパートだ

イギリスでは軍用車としても活躍しているランドローバー・ディフェンダーを専門的に取り扱っているのが東京のクリーブランドだ。

新車当時は独自に並行輸入し、NOX解除をして販売しており、またATへの換装なども得意としていた。製造終了した今でも数多くの中古車を販売している日本では数少ないショップだ。三鷹市の東八通り沿いにあり、ショールームの中には常に販売車両が並んでいる。

2013 LAND ROVER DEFENDER 110

’13年に生産を終了した初代ディフェンダーは、今でも高い人気を誇る車両だ。その理由はごく少数のみが正規輸入されたのみで、それ以外は並行輸入に頼らざるを得ない状況だったから。さらに生産が終了し、ニューディフェンダーが発表された後も、人気は衰えるどころか旧モデルが高騰してしまうほどの人気ぶりだ。

クリーブランドで輸入したディフェンダーの大きな特徴は、ディーゼルエンジン搭載車でありながら、独自にNOX規制をクリアし、都内などの対象地域でも登録が可能であるという点だ。また独自にオートマチックトランスミッションへのコンバート作業を行なっており、AT車を数多く取り扱っている。

ここに紹介するディフェンダー110は、’13年式というから最終に近いモデルとなる。クリーブランドで輸入した車両で、国内2オーナー目の時にATに換装した経歴を持つ。ちなみに110はホイールベース110インチを表し、ほかにショートホイールベースの90とロングホイールベースの130が存在する。

ディフェンダーの中でも最もポピュラーなのがホイールベース110インチの110で、4ドアで車内は3列シートの7人乗りとなる

実はディフェンダーは手放す人が少なく、世界的に価格が高騰しているという。そのため走行5万キロ以下で2.2リッターエンジンを搭載する’12年以降のモデルの市場価格は、マニュアル車で900万円から、オートマチック車で1000万円からとかなり高騰傾向が続いているそうだ。

フロントマスクはメッシュグリルやジンクメッキバンパー、スティールヘッドライトベゼルに交換することで、ヴィンテージスタイルに
エンジンは2.2リッターのディーゼルターボで、122PSを発生する。クリーブランドでNOX解除済みなので、全国どこでも登録が可能だ
フロントシートは長距離や悪路でも疲れないリクライニング機能が備わる左右セパレートのバケットシート。2列目はベンチシートとなる
サードシートは左右に跳ね上げ式のセパレートシートで、合計で7名乗車となる。サードシートは格納することで、広大なラゲッジスペースとなる
この車両は数年前にクリーブランドで4速ATに換装してあり、センターコンソールにはATのシフトゲートが設置されているのが見える
ホイールはあえて穴なしのスティールホイールと、7.50R16という細身のタイヤの組み合わせに交換され、クラシカルな雰囲気に一役買っている
右側面の最後端には、燃料の給油口が備わるが、蓋もなく給油キャップが剥き出しとなっているのが特徴。そのためキャップには鍵が備わっている
リアバンパーにはサードシートリアゲートから乗り込むのに便利な格納型ステップが備わる

【スペック】
全長:4785mm
全幅:1790mm
全高:2000mm
ホイールベース:2794mm
エンジン:直列4気筒ディーゼルターボ
排気量:2198cc
燃料供給方式:電子制御式インジェクション
駆動方式:FR
乗車定員:7名
価格:ASK

【DATA】
CLEVELAND
東京都三鷹市大沢2-7-8
TEL0422-26-1411
11時〜19時
年中無休(年末年始、夏期休暇を除く)
https://www.cleveland.co.jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年4月号 Vol.360」)

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