敢えて乗りたいオートマ仕様のクラシックミニ。|1998 MINI PAL SMITH

BMWミニの登場で、「クラシックミニ」と呼ばれるようになったかつてのミニは今でも多くのファンがいる人気のモデル。’59年から’00年まで長い間大きなモデルチェンジをすることなく製造され続けた。古いクルマというイメージだが、モデル末期にはSRSエアバッグが標準装備となり、日本向けモデルはクーラーも装備。またオートマチックの設定もあり、快適にドライブが可能だ。

1998 MINI PAL SMITH

今回紹介するのは、そんな高年式のミニを中心に取り扱う東京のキャメルオートが販売する’98年式のオートマモデルで、ポールスミスの名を冠したコラボレーションモデルという珍しい一台だ。

ポールスミスモデルは、その名の通りイギリスのファッションデザイナー、ポールスミス氏がデザインを手がけた特別仕様車で、’98年に限定1500台が販売された。エンジンルームのヘッドカバーやトランクのスペアタイヤカバーなどが緑となるのが特徴。

オートマチックは壊れやすいという通説が巷に溢れているため、これまで敬遠されがちだったが、キャメルオートではエンジンも含めてトータルでオートマチックをリフレッシュし、安心してドライブできるオートマチックを提唱している。今回紹介するポールスミスモデルもそんな安心オートマ仕様となっており、旧車だからと構えることなく、イージードライブが可能だ。

シンプルなダッシュパネルだが、クーラーやナビも装備する快適仕様。ローバージャパンの正規輸入車で右ハンドルとなる。

シートはコンパクトなセミバケットタイプ。車内は外から見るより広く、後席の2名を含めて大人4人が快適に移動可能だ。

マフラーはミニのカスタムでは定番の社外センターマフラーを装着。小気味良いエグゾーストノートを楽しむことができる。

ATのセレクターは通常のパターンとは異なり、奥からP-R-N-1-2-3-Dの順となる。積極的に手動でシフトすると楽しい。

全長はたった3mちょっと、全幅も1.5m弱と驚くほどコンパクトな2BOXスタイルのボディだが、秀逸なボディデザインによって車内は想像以上に広い。

世界的なデザイナーPAUL SMITHとのコラボレーションで生まれたこのクルマには特別なディテールが多数備わる。フロントのエンブレムはPaul Smithで、グリルバッジはブリテン島を模ったもの。クーラーの操作パネルやメーターにもPaul Smithの文字が入る。またエンジンルームのヘッドカバーやトランク内のスペアタイヤカバーなどは明るいグリーンとなるのもこのモデルの特徴となっている。

Specification:

全長:3054mm
全幅:1440mm
全高:1340mm
ホイールベース:2035mm
エンジン:水冷直列4気筒
排気量:1275cc
燃料供給方式:インジェクション
駆動方式:FF
車両価格:328万円(税込)

【DATA】
キャメルオート
東京都八王子市谷野町1186-3
TEL0120-810-002
11時〜19時(土日は10時30分〜18時)
第2&第4火曜、水曜休

フロントページ

(出典/「Lightning 2025年6月号」)

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