S30のスタイルでR34の走り! 夢が現実になったスカイライン。

  • 2024.04.03

ハコスカのカスタムにも定評がある、「Ksブラスト」が仕上げたハイブリット・カスタム。それがこのS30/34スカイランだ。ロケバニのエアロを装着したS30のボディに、R34スカイラインの車体を組み合わせた。走り、見た目、快適性、すべてを兼ね備えた1台だ。

快適に乗るためにオートマをベースに。

ケットバニーのエアロをまとい、極太のタイヤをフェンダー内に収めたこのZは、 sブラストがプロデュースした新しいハイブリッドカスタムだ。なんとオーナーは大宮愛美さん。レディースオーナーである。彼女にお話を伺うと、このクルマに乗るようになるまでのストーリーがかなりおもしろいので紹介したい。

父親が大のクルマ好きということもあり、若い頃からクルマが好きだったという愛美さん。中でも漫画「湾
岸ミッドナイト」に登場するS30憧れていたという。

「とはいえ旧車なんて自分に乗れるのは思っていませんでした。そんな時に主人が働いているK’sブラストで、中身がS2000というZを作ったという話を聞いて見に行きました。その時に金尾さんにいろいろ相談したのですが、結果これなら自分にも乗れるかも、と思ったんです。で、結局いろいろあって、金尾板金に就職もしちゃいました()

こうして彼女のために製作されたのが、このブルーのZというわけだ。作業する板金ショップに就職してしまった愛美さんは、作業工程をひととおり身近で見ることができただけでなく、時には自らの手を汚して作業を手伝うこともあった。

側面から見ると、ノーマルのZと比べてリアタイヤが10cmほど後方にあることがわかる。そのぶん、リアフェンダーは加工して装着されている

今回のドナーとなったのは、RB25を搭載するAT仕様のR34スカイラインだ。これに30Zのボディをドッキング。トレッドの差はロケットバニーのエアロを装着することで、オーバーフェンダー化して解消している。当然ながら、エンジンやトランスミッションはもちろん、前後マルチリンクのサスペンションもR34スカイライン用だ。これまでTRD仕様の86に乗っていたという愛美さんにも、非常に乗りやすいという。

トレッド差を埋めるために装着されるのはロケットバニーのワイドボディキット。張り出したタイヤが迫力満点だ!

車内に入ると、ダッシュはZのボディに合わせて幅を詰めているものの、センターコンソールやシートも含めてR34スカイラインのまま。これにS30のドアパネルが驚くほどマッチしている。

ちなみに今回のZには、愛美さんが普段ドライブする際に気兼ねなく段差を越えることができるように、エアサスを装着しており、エアロを擦る心配も皆無。 こうして憧れだったZのステアリングを無事握ることになった愛美さん。今ではプロデュースすることに興味が湧いてきているそうで、次回作の構想を練る毎日だという。

リアタイヤはほとんど車体からはみ出している状態。ワイドリムを装着しているとはいえ、いかにZとスカイラインにトレッド差があるかがよく判る
ホイールはTE37Vでフロント15、リア16インチの異径セットアップとなる
ヘッドライトはIPFのクリスタルカットタイプを使用
ミラーはブラックの砲弾タイプ
リアゲートは、ガラス下にベンチレーションスリットがある初期型をチョイス
オーバーフェンダーはロケットバニーをチョイス。それでもタイヤはかろうじて収まっている状態
マフラーは432のように縦二本出しタイプをステンレスでワンオフ製作している
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