創設30周年を迎えたバズリクソンズ。今季の新作ラインナップから注目モデルをピックアップ!

2023年で30周年目を迎えるバズリクソンズは根強いファンも多い言わずと知れたミリタリーブランド。そんなバズリクソンズの多岐に渡る今季の新作ラインナップから、注目モデルを厳選。ディテールまでご紹介。

1.TYPE A-2

UNITED SHEEP LINED CLOTHING CO. ORDER No.42-18777-P [BR80633 / 19万8000円]
1942年にニュージャージー州のユナイテッド・シープライン社が1度だけ納入した2万5千着を製造したロットのモデル。外観は角張ったポケットが一番の特徴で、台襟は無いが大きく均整の取れた襟を持つ。また縫製において前身頃と後ろ身頃を合わせる肩の部分は、通常、エポレット後方で縫合されるが、エポレットの真下で割縫いされている珍しい仕様となっている。

2.TYPE B-10

ROUGH WEAR CLOTHING CO. 587th BOMB.SQ.“BRIDGE BUSTERS” [BR15349/11万8800円]
第9空軍隷下の第587爆撃飛行隊は1944年2月にヨーロッパ戦域に向けて出撃するとノルマンディー上陸作戦に参加。主に橋や砲台を始め、飛行場への攻撃で敵国の戦闘心臓部を破壊することが主務となり、彼らは“ブリッジバスターズ”の愛称を持っていた。このパッチは当時、兵士の中で絵心のある者が描いた稀少性の高いパッチを再現している。

3.TYPE M-1943

BUZZ RICKSON’S MFG. CO. Maiko of Japan [BR15409/7万1500円]
陸上用の戦闘服として支給されたM-43だが、航空隊の兵士に着用された例も少なく無く、航空隊の部隊章が付く個体やペイントされたものが確認されている。また大戦後に日本に駐留した米兵にとってもM-43は恰好のキャンバスとなり、絵心ある兵士は固唾を飲んでそのオリエンタルな日本の情景を絵筆で捉えた。こうして芸術性の高い一着がプレミアムな一着が誕生したのだ。

4.TYPE B-15C OLIVE

B.RICKSON MFG. CO. Lucky Seven Aviation Company [BR15322/11万5500円]
B-15シリーズで初のナイロンを採用したB-15Bの次に採用されたのがB-15Cと言えば、空軍のシンボルカラーであるエアフォースブルーが一般的だが、オリーブドラブ色のB-15Cも存在する。スペックナンバーはエアフォースブルーのB-15Cと同じMIL-J-6251で、オリーブドラブ色のB-15Cはヘリコプターパイロット用として陸軍によって発注された稀少なモデルである。

【問い合わせ】
バズリクソンズ(東洋エンタープライズ)
TEL03-3632-2321
http://www.buzzricksons.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2023年12月号 Vol.356」)

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

世界中で探し求める最上の素材。「THE FAT HATTER」秋冬コレクションをクローズアップ!

  • 2026.10.07

日本が世界に誇るハッターであるTHE FAT HATTERの秋冬コレクションをクローズアップ。今回のシューティングでは、それぞれの正義や美学をぶつけ合う場に向かう男たちを表現。彼らの強い決意と威厳を表現したような力強いハットが、精悍な雰囲気を醸し出している。ハットの良し悪しを大きく左右するフェルトは...

「Wrangler(ラングラー)」の名作、スタッズを纏う。レザーラバー垂涎スウェードモデルも登場!

  • 2026.10.19

ワークウエアとしての機能だけでなく、ファッション的視点を取り入れることで独自の立ち位置を築いてきた3大ブランドのひとつでありデニム界の異端児・Wrangler。そんな彼らの受け継がれし不朽の名作に“スタッズ”が施された特別モデルが登場した。 “スタッズ”で作るネオ・ウエスタンスタイル ラングラーとい...

今季の「Lee」はブランケット付きジャケットに注目せよ!

  • 2026.10.19

シグニチャーモデル「101」が101周年を迎えるなど、アメカジ好きに多くの話題を提供してくれるLee。そんなアメリカンデニムを代表する同ブランドの注目の新作は、ブランケットを携えたワークジャケットだ。普遍的なデザインと保温性に優れるという機能を備えるこの秋冬の相棒となる逸品を紹介する。 Leeのシグ...

55周年を迎えた「MOTO」。周年を祝うスペシャルなレザー&シルバープロダクツを紹介

  • 2026.10.11

レザーやシルバーを駆使した製品を手がけるMOTO。1971年の創業より半世紀を超えて55年。ここでは、周年を祝うスペシャルプロダクツを紹介する。MOTOや本池秀夫さんが纏う唯一無二の世界観にも注目だ。(写真は「本池美術館」の隣にあるアトリエにて。周年限定のライダースジャケットにコンチョを装着する本池...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

FINE CREEKを世界でいちばん熱く語る男。

  • 2026.10.07

この男恐るべし、である。北海道・帯広にあるセレクトショップ、...Dannyオーナー、河合裕介さん。彼のセレクトスタイルは一貫している。自分の愛せるものしか、ショップに置かないのだ。「売れるモノ」をセレクトするのではなく、「自分の売りたいモノ」のみを並べる。この時代にあって、その姿勢はまさに「愚直」...

「Wrangler(ラングラー)」の名作、スタッズを纏う。レザーラバー垂涎スウェードモデルも登場!

  • 2026.10.19

ワークウエアとしての機能だけでなく、ファッション的視点を取り入れることで独自の立ち位置を築いてきた3大ブランドのひとつでありデニム界の異端児・Wrangler。そんな彼らの受け継がれし不朽の名作に“スタッズ”が施された特別モデルが登場した。 “スタッズ”で作るネオ・ウエスタンスタイル ラングラーとい...

今季の「Lee」はブランケット付きジャケットに注目せよ!

  • 2026.10.19

シグニチャーモデル「101」が101周年を迎えるなど、アメカジ好きに多くの話題を提供してくれるLee。そんなアメリカンデニムを代表する同ブランドの注目の新作は、ブランケットを携えたワークジャケットだ。普遍的なデザインと保温性に優れるという機能を備えるこの秋冬の相棒となる逸品を紹介する。 Leeのシグ...

ネイティブアメリカンの美しき手仕事。伝統を守りながらもモダンな表現を得意とする現代作家を紹介!

  • 2026.10.08

ネイティブアメリカンのヴィンテージや工芸品を通して、彼らのカルチャーを伝えるCORNERS。今回は伝統的な手法を守りながらも、モダンな表現を得意とする現代作家をピックアップ。もの作りが乏しくなった今の米国だからこそ、余計に強く輝いているのだ。 Pamela Brown 1868年から続くナバホ族の織...