欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「先月号のアメリカンポップアートの特集は、何かアート作品が欲しくなると同時に、自分もアート作品を作ってみたいって衝動に駆られますね。手始めに猫の絵でも描くか!」と語る、ライトニング編集部のストリート&ミリタリー担当・ADちゃんがお届け!
Lakeshore社のスタッキングチェア
編集作業中、私は常に椅子に座っている。そんな時に思うのが快適な椅子の条件だ。例えば姿勢のサポートや座り心地の良い椅子は編集者の作業効率を向上させてくれるはず。校了日程がズレ込んで深夜まで作業していると、編集部のみんなも肩やら腰やら眼やらが痛んできて辛そうだ。やはり椅子には何かとこだわりたいと思うんだ、身体を労わる意味でも気分を盛り上げる意味でも。
ちなみに北欧家具で有名なデンマークの人々は、初任給で何を買うかと言ったらそのほとんどが「椅子を買う」と答えるんだとか。日本人にとって椅子は単なる「生活道具」という見方だが、デンマーク人は「椅子=場所」と捉えている。つまりは自分が暮らす快適な居場所には時間とお金を掛けるべきという考え方だ、うーむ興味深い。また椅子って空間の雰囲気を形成するインテリアでもあるから、特徴的な椅子を選ぶことでその場所に様々なテイストを提供してくれる存在でもある。
そんな訳で今回は、座ると“童心な気分”を味わえるレイクショア社の椅子をピックアップ。これはアメリカンスクールなどで使われていた子供用スタッキングチェア。もちろん大人が座っても大丈夫。こいつに座れば無邪気な気持ちでモノゴトを楽しめそう(笑)。




(出典/「Lightning 2023年8月号 Vol.352」)