アウトドアにも最適な悪路走破性の高さ。
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ジープラングラーは、これまで何度もモデルチェンジを繰り返してきたが、もともとは第二次世界大戦中に開発された軍用車両ウィリスMB型をルーツにもつ。
まずはデザインを見てみると、スクエアなボディはもちろん、独立したフェンダー、7スロットのグリルなど、ウィリスMBのDNAを色濃く受け継いでいることがわかる。実はあまり知られていないが、現代のラングラーもボルト数本でルーフが脱着できるほか、フロントウインドウは前側に倒れ、ドアも簡単に外してMB同様オープンにすることができる。
もちろん機能面も同様だ。質実剛健の四輪駆動システムやストロークの大きなサスペンションは、走る道を選ばず、どんな悪路でも走破可能。これも戦場で道無き道を走ってきたウィリスの悪路走破性を引き継いだもの。これを現代では平和利用に転用し、多くの人がアウトドアの相棒として変わらずヘビーデューティな使い方を楽しんでいるのだ。
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軍用車のDNAを受け継いだ質実剛健な造りが魅力。
フェンダーはUS仕様のルビコン同様にフェンダー位置を高くできるタイガーオートのハイラインフェンダーに変更しているのがポイント。
キャリアに装着したARB社製のルーフトップテント。
サイドステップは、クリアランス確保のためパイプ付きのロックレールを装着。
バンパーは前後共US仕様のルビコン用。
マフラーはELFORD製でスクエアテールの左右4本出し。
ダッシュパネルが赤いのはRUBICONの特徴。
ホイールはBLACK RHINOのARSENALに37×12.5R17サイズのBFGoodrichM/Tをセット。
(出典/「Lightning2023年7月号 Vol.351」)
Text & photo / D.Katsumura 勝村大輔
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