1.創業32年の老舗ハンバーガーショップ「7025 Franklin Avenue」
1990年創業のフランクリンアベニューは、東京のハンバーガーショップの草分けと言える存在。グルメバーガーなんて言葉ができたのは最近のハナシで、食材からこだわり尽くしたハンバーガーショップが日本にほぼない時代からオープンする老舗だ。
アメリカの飲食店で勤めていた際に日常的に食べていたハンバーガーの食文化を日本に伝えることをコンセプトとするだけに、日本人の味覚に合わせるのではなく、アメリカの本物の味を追求。人気メニューのマッシュルームチーズバーガーはマッシュルームの鮮度にこだわり、グリエールチーズやパティなど、個性が引き立つバランス感が魅力だ。カリフォルニアの匂いを感じさせる一軒家でアルコールをお供に優雅なハンバーガータイムを楽しむのはいかが?
マッシュルームチーズバーガー
新鮮なマッシュルームを使ったハンバーガーは、パティやチーズなど個性の強い素材を使いながらもそれぞれの味が引き立ったバランスの味わい。ワインなど、お酒とも好相性。1690円
【DATA】
7025 Franklin Avenue
東京都品川区東五反田3-15-18
TEL03-3441-5028
営業/11:00~14:00(月)、~19:30(水木金土)、~15:30(日祝)
休み/火曜
2.日本のキノコを取り入れた個性的な食材選びの「GRILL BURGER CLUB SASA」
東京のファッションエリア、代官山駅から徒歩30秒の場所に位置するSASAは、今年で14年目。アメリカンスタイルのハンバーガーショップが多いなか、黒毛和牛を使用したパティや日本の食材を積極的に採用するオリジナリティの強いショップだ。
名物のグリルマッシュルームバーガーは、マッシュルームの鮮度を重要視するため1日10食の限定メニュー。ジューシーなパティと3種類のマッシュルーム、ゴーダチーズの香りが混ざり合いながらもそれぞれが主張する唯一無二のマッシュルームバーガーが味わえる。ほぼ毎日完売となるメニューだけに、残っている時は試す価値アリ。
グリルマッシュルームバーガー
3種類のマッシュルームのソテーを黒毛和牛100%のパティに載せた看板メニュ―。鮮度を維持するため、マッシュルームは朝に仕込んだ分だけの10食限定。1620円(レギュラー)
【DATA】
GRILL BURGER CLUB SASA
東京都渋谷区恵比寿西2-21-15
TEL03-3770-1951
営業/11:00~20:00L.O(水~土曜)、~18:00L.O(日祝日・月曜)
休み/火曜
3.東京グルメバーガー第一世代の看板メニューに注目!「FIRE HOUSE」
1996年創業。東京のグルメバーガー第1世代として、黎明期から第一線を走り続ける老舗、ファイヤーハウスのベースは、創業者のオーナーが学生時代にカリフォルニアで日常的に食べ続けた本場の味。そこに独自の工夫を重ねてオリジナルの味を確立した。
全体のハーモニーを追求するバーガー作りがファイヤーハウスのスタイルだ。名物のモッツァレラマッシュルームバーガーは、ボリューミーなマッシュルームとジューシーな食感のパティ、そしてとろけたチーズのコントラストが絶妙な東京グルメバーガーの代表格のひとつ。グルメバーガーファンなら時代を切り開いた銘品を一度は味わってみるべきだ。
モッツァレラマッシュルームバーガー
粗挽きのパティと、溶けたステッペンチーズが生のマッシュルームを包み込む、絶妙な食感のコントラストが楽しめる。東京グルメバーガーの元祖と言われる銘品。1859円
【DATA】
FIRE HOUSE
東京都文京区本郷4-5-10
TEL03-3815-6044
営業/11:00~21:00
休み/無休
https://www.firehouse.co.jp
◆
本誌では他にもこだわりの絶品マッシュルームバーガーを提供しているショップを紹介しているので、気になる人はそちらもチェック!
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning2022年11月号 Vol.343」)
Text/Y.Kinpara 金原悠太 Photo/M.Watanabe 渡辺昌彦 T.Furusue 古末拓也 N.Hidaka 日高奈々子
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