異例のロングセラーを誇ったヤングタイマ ーなワゴン 。|ニッサン・グロリアワゴン【東京カーライフ】

ヤングタイマーとして注目を浴びている’90sカー。外車だけでなく、日本車の価格も高騰している。その中でも注目株が日産の名車であるグロリアワゴンだ。

「タイムズ アー チェインジン」伊勢崎店 店長・大木陽介さん|アメリカから買い付けたヴィンテージクロージングと国内外の実力派ブランドをセレクトした人気ショップの店長。趣味はスケートボードで、休みの日は愛車でパークに向かう

カクカクしたフォルムが、今だと新鮮。

1999年までの生産のため、この個体は最終期に近く、完成度が高い。エクステリアはほぼオリジナルの状態で、よりクラシック感を出すためのホワイトリボンタイヤを履かせているのがポイント

群馬の高崎に本店を構えるヴィンテージショップ『タイムズアーチェインジン』。この伊勢崎店のマネージャーを務める大木さんの愛車は、今でも高い人気を誇るグロリアワゴン。大木さんはアメリカの古着やカルチャーに精通するだけあり、どこかアメリカの匂いを感じさせるクルマのチョイスだ。

「クラシック感があるけど、機械としても信頼性が高い。そう考えて探していくと高年式のグロリアワゴンがしっくりと来たんです。5年ほど乗っていますが、大きな故障もないので、仕事と遊びに大活躍してくれています」

’83年にデビューしたY30型グロリアは、セダンこそ’87年にフルモデルチェンジしたが、バンとワゴンは’99年まで生産が続いた。’80年代のスタイルをもつ’90年代のワゴン。今見ると確かに魅力的だ。

休みの日はスケートボードに没頭するのが定番。そのため、トランクにはスケートシューズとボードを常備する。ゲートを開け、リアに座って作業をする

「1998 NISSAN GLORIA WAGON」のディテールを拝見!

リアにはウッドパネルが使われており、旧車感のあるバックスタイルをもつ。現代にはない角張ったフォルムも人気の理由だ。

シンプルなインパネデザイン。オリジナリティを重視しているので、当時のカセットデッキはそのまま。シフトレバーの前にカセットテープを収納。

リアスペースには折りたたみ式シートが装備されている。2名が座ることができるが、ほぼ使わないため、メキシカンラグを敷いてフラットなスペースにしている。

水冷V型6気筒エンジンの「VG20E」を搭載。当時の「高級」「高性能」なエンジンを搭載。パワー不足を感じることはない。

(出典/「Lightning2022年7月号 Vol.339」)