クルーザーの皮を被ったスポーツバイク「インディアン」のチーフダークホース。

最近、インディアンを選ぶ人が増えている。クールなデザイン性もさることながら、アメリカン・マッスルを感じさせる乗り味にこそ、このバイクの魅力が詰まっているといっても過言ではない。

アップデートされた装備が満載の現代的解釈のインディアン。

長いホイールベースと重心の低いスタイリングだけに直進安定性はピカイチ。太いタイヤがしっかりと地面をグリップし、ABSブレーキが備わるため、コーナリングも 安心して進入できる

読者諸兄にはインディアンのチーフといえば旧車を思い浮かべる人も多いだろう。ドコドコっという鼓動感のあるVツインのイメージで旧きよきアメリカンバイクの佇まいが魅力のバイクだ。

しかし現代におけるインディアンのチーフ、特にこのダークホースにおいてはそのイメージは完全に覆される。メーカーとしてはクルーザーにカテゴライズされるスタイルだが、走りにおいてはかなりスポーツ。最初はその加速感とトルク感に驚くが、慣れてくると気持ちよく走れるはず。

男らしいサドルシートも腰をしっかりホールドしてくれるため、加速時も後ろから押されるような感覚が味わえる

また現代車両らしく走行モードの切り替え機能もついていて、タッチパネル式のメーターからツアー、スタンダード、スポーツの3種類から選択できる。普段乗りならスタンダードで十分。重量もあるので低回転でゆっくりと走るクルージングも気持ちよく、低く構えたスタイルだけにコーナリングも安心して曲がっていける。

ツアーモードはマイルドな乗り味となり、タンデム時などでも重宝しそうだ。スポーツモードにおいては、少し乱暴にアクセルを開けようものなら、ハンドルにしがみつかなければならないぐらいの爆発力を秘めているため、筆者の技量では正直乗りこなせる自信はなかった……。

これほどまでの潜在能力を秘めたインディアンのチーフダークホース。個人的にはアメリカ車らしくマッスルカーと呼びたいぐらいだ。

INDIAN Motorcycle Chief Dark Horse

【スペック】

  • 全長:2286 mm 全幅:922mm 全高:1253m シート高:662mm
  • 車両重量:304kg
  • 排気量:1890cc
  • 最大トルク:162Nm / 3200rpm
  • 価格:227 万8000 円〜

ヘッドライトはフルLED仕様で明るく道を照らしてくれる。近未来的なレイアウトで現代にふさわしいデザインといえる。

19インチのアルミキャストホイールもブラックアウト。部分的に地のアルミを覗かせることで高級感を漂わせている。

アナログメーター風のデザインだが実はタッチ式の液晶ディスプレイ。走行モードの変更や携帯電話接続などの設定が可能。

今回紹介しているカラーはステルスグレー。黒いフレームと相まって都会的な印象を打ち出している。

伝統的な空冷Vツインエンジンは1890ccのサンダーストローク116を搭載。キーレスイグニッションを採用した機能も魅力。

野太いサウンドを奏でる2-1-2マフラー。ナンバープレートも横出しすることでカスタム感のある佇まいを醸し出す。

【問い合わせ】
インディアンモーターサイクル横浜
神奈川県横浜市都筑区長坂1-20 ナチュール平台1 階
TEL045-944-9033
https://www.indianmotorcycle.co.jp

今回広報車をお借りしたインディアンモーターサイクル横浜。長年培ってきた知識でメインテナンスはもちろんチューニングからカスタムまで対応してくれる。

(出典/「Lightning 2021年8月号 Vol.328」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

理想を詰め込んだ名門・麻布テーラーの至極のブレザースーツ。まさにこれが長く愛用できる“一張羅”だ 

  • 2026.03.16

チープシックとは、ただお金をかけずにファッションを楽しむことではない。自分にとっての“一張羅”とも呼べる一着を持ち、長く愛用することこそがその真髄である。理想のデザインを具現化し、身体にも馴染む。パーソナルオーダーの名門・麻布テーラーで“とっておき”を仕立てよう。 麻布テーラーのオーダーメイドでチー...

【Tricker’s × 2nd別注】英国の伝統と歴史が宿る質実剛健なカントリーブーツをネイビーで

  • 2026.03.18

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 革靴の名門「トリッカーズ」とのコラボが実現。ストウ ネイビーカーフ 革靴の聖地として名高い英国・ノーサンプトンにて1...

こだわりの最上級へ。リングを複数繋いで作られるブレスレットは、究極の贅沢品

  • 2026.03.17

創業から29年にして新たな局面を迎え、“地金から新たな素材を作り出す”という手法に行き着いた「市松」。『自在地金屋 無双』をその名に掲げて作られたブレスレットは、一点一点手作りでサイズのブレが生じるためリミテッドモデルとして製作。放たれるただならぬオーラは、職人の工夫と根気によるものだ。 誠実に地金...

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

Pick Up おすすめ記事

別荘暮らしには憧れが詰まっている。1500万円以下から手に入るログハウスという選択肢

  • 2026.03.31

いくつになっても秘密基地のような存在にはワクワクさせられる。だからこそ“別荘”という響きに今なお心ときめくのかもしれない。趣味に没頭するのも何かに挑戦するのもいい。家族とまったり過ごすのも悪くない。BESSの家は、いい大人が目論むあれこれを叶える理想の空間だ。 編集部パピー高野が別荘暮らしを体験! ...

円盤投げのアイコンが目印! アメリカ生まれの定番スウェット「DISCUS」ってどんなブランド?

  • 2026.03.19

1973年に誕生して以来、キャンパスや街の日常とともに歩んできた「ディスカス」。派手さはないが、気づけばいつも身近にあり続ける。そんな等身大のスウェットブランドの魅力を、ブランドの背景とアイテムから紐解いていく。 米国のリアルが育んだちょうどいいスウェット 1973年、アメリカ・ヴァージニア州で誕生...

革に銀!? カービングに鉱石を使って色彩を与える独自の技「ジ・オーア」の革ジャンとレザーアイテム

  • 2026.03.30

伝統的なレザー装飾技法であるカービングに鉱石を使って色彩を与える、アツレザーワークス独自の技、“The Ore(ジ・オーア)”。技術を磨き上げた匠が生み出す唯一無二のオリジナリティを紐解く。 伝統技法が交差する唯一無二の手仕事。 代官山にあるアトリエを拠点に、クラフトマンの繊細な手仕事が光るレザープ...

【VAN×2nd別注】スポーティなレタードカーティガンでひと味違うアイビースタイルを。

  • 2026.02.03

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【VAN×2nd】トラックカーディガン[レタードワッペンセット] 日本にアイビーの礎を築いたブランド、「VAN(ヴァ...

理想を詰め込んだ名門・麻布テーラーの至極のブレザースーツ。まさにこれが長く愛用できる“一張羅”だ 

  • 2026.03.16

チープシックとは、ただお金をかけずにファッションを楽しむことではない。自分にとっての“一張羅”とも呼べる一着を持ち、長く愛用することこそがその真髄である。理想のデザインを具現化し、身体にも馴染む。パーソナルオーダーの名門・麻布テーラーで“とっておき”を仕立てよう。 麻布テーラーのオーダーメイドでチー...