もちろん、1930年創業という老舗中の老舗であるパリミキなのだから、眼鏡に関する最高峰の知識と技術を有する。私は近視でコンタクトレンズ愛用者なのだが、最近は小さい文字(例えばヴィンテージウォッチの文字盤のSWISSの文字など)が見えにくく、対象物と距離を取らなければピントが合わなくなっていた。
DIGNA CLASSICの#911
老眼が始まったと思い、取材中に目の検査もしてもらったところ、「慢性的な疲れ目」とのこと。どうやら私のコンタクトレンズの視力矯正が強く、目の筋肉が疲れている模様。そこで、TPOに合わせて視力矯正の度合いも変更し、用途に合わせた眼鏡を使う大切さを教えていただいた。
そのパリミキの眼鏡に対する姿勢に感動すら覚え、そのまま眼鏡を作っていただくことにしたわけである。当初は屋内用に視力矯正(約4m以内)した緑のレンズで作ったのだが、運転中でも使えるように少し視力矯正を強くし、レンズ色も紫に変更。
初対面でも失礼にならないように薄い色合いにし、オシャレだけど少しふざけた感(良い意味でオジーみたいな)もあり、いまの私の一軍クリーンナップに即登録。毎日愛用する超お気に入りの1本だ。
【問い合わせ】
パリミキ 渋谷店
TEL03-3496-7538
http://www.paris-miki.co.jp
▼眼鏡の選び方はこちらの記事をチェック!
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「Lightning 2019年月6号」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章
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