ちょい古ベンツはカジュアルなスタイルで乗るのが正解。

  • 2021.10.22 2017.06.14
  •              

編集部員が最近気になっているちょっと旧いメルセデス・ベンツ。そこで、オフロード性能はもちろん、頑丈な作りで定評のあるGクラスを、初期型のスタイルに演出することで、よりカジュアルに乗れるようにするカスタムショップを発見。早速、一押しのスタイルを拝見していこう!

【Mercedes-Benz 300GE】シンプルな初期モデルをオマージュしたカスタム。

’79年にNATO軍に採用されていた軍用車両を民間向けにアレンジしてリリースされたメルセデンスベンツのGクラス。ボディは2ドアのショートと、4ドアのロングの他、2ドアのオープンモデルも存在する。’89年にはフルタイム4WD化とオーバーフェンダー化されたW463型にモデルチェンジ。取材車両はW463型初期の’92年式300GEで、2ドアのショートボディモデルがベースとなっている

メルセデスベンツ社と、オーストリアのシュタイヤー・プフが共同で開発した軍用車両にルーツを持つGクラスは、頑丈なボディに四輪駆動機構を備えたオフロード車。すでに’79年の登場から40年近くが経過しているが、未だにマイナーチェンジを続けながらも基本設計を受け継いで生産を継続している非常に珍しいクルマだ。

ポップな内装を纏って、よりカジュアルに変身した、ドイツが誇る実用車、ゲレンデバーゲン

ところが徐々にエンジンは大型化され、内装も豪華になっていく、’89年のモデルチェンジでよりシティユースに特化したW463型になると、当初のゴツい雰囲気は徐々に失われてしまう。

そこでアローズでは、フロントグリルを初期型の特徴であるブラックタイプに変更し、デビュー当初の質実剛健な雰囲気をアップ。そして年式的に傷んでいることが多いシートはポップなチェック柄に変更。ドイツ車と気負うことなくカジュアルに乗れる一台となったのだ。高級車の代名詞的存在であるベンツという名前に尻込みしがちだが、頑丈でシンプルなボディを持つGクラスは、実はこんなにアウトドアアクティビティに似合うのだ。

「アローズ」によるカスタムを見ていこう!

ラックのグリルやヘッドライトカバーはアローズのオリジナル。初期モデルの持つワイルドな雰囲気を再現
ホイールも日本ではあまり見ないスチールホイールをあえてチョイス。これだけで雰囲気は一気にレトロになる
本来は木目のインパネやセンターコンソールだが、ブラックアウトすることでカジュアルダウンさせている
フェンダーやサイドステップは本来W460型では備わらないが、ブラックアウトすることでレトロな雰囲気に
70年代のドイツの柄を再現したオリジナル生地を使用し、国内の職人の手で張り替えられる
シートはもちろん、ドアパネルやリアゲート裏のパネルもシートと同柄で張り替えられている

アローズでは、コンプリート車両の販売だけでなく、ベース車両を持ち込んでのレトロコンバージョンも受け付けている。もちろんショートだけでなく、ロングでも作業は可能。年式によって作業内容が異なるそうなので、問い合わせて欲しい。

【Mercedes-Benz 300TE】ヴィンテージルックなら、キャリアも良く似合う。

W123型の後継モデルとして’85年に登場したW124型は、作りもしっかりしているため、特にステーションワゴンは今でも人気が高い。取材車両は’91年式の300TEがベースとなっている。これをベースにモールを初期型用に変更。さらにバンパーやサイドシル部分はボディ色に関わらずグレーとなるのが初期モデルの特徴。”クラシックライン”は、そんな細かな部分を忠実に再現している

一方こちらは、’90年代に絶大な人気を博したオシャレステーションワゴンの元祖、300TEだ。W124型は、’85年から’95年まで10年間製造されたロングセラー。’90年にはモールに変わってサッコプレートと呼ばれるサイドのプロテクションプレートが標準装備となる他、’94年にはフロントグリルやヘッドライト周りの意匠を変更。実は意外と細部が変更となっているのだ。

時代を超えた人気車、W124ワゴンをレトロスタイルに

そこでアローズでは、ベースの年式に関わらず、フロントグリルやサイドモール、バンパーなどを全て初期型モデル用に変更。さらにゲレンデ同様、内装をポップな生地で張り替えた“クラシックライン”と呼ばれる特別仕様を作り出したのだ。

足回りもスチールホイールにホイールキャップを装着することで、雰囲気はかなりクラシックになる。そしてボディも純正色ながら、初期モデルを連想させるベージュとすることで、ルーフキャリアにキャンプ道具満載という絵柄も良く似合う一台となったのだ。もちろん中身はベンツ。しっかりと整備をしておけば故障も少なく普段乗りもできるので、安心だ。

「アローズ」によるカスタムを見ていこう!

ルーフラックを装着することで、積載能力もアップするだけでなく、アウトドアな雰囲気もアップ
クラシックラインの内装は当時の柄を再現したオリジナル生地をベースに、日本人の職人の手でシートやドアパネルを全て張り替えている
取材車両はトーイングヒッチも備えるため、キャンピングカーを牽引することもあるという。そんなベンツの使い方もカッコいい!
W124のステーションワゴンはカーゴスペースにサードシートを持つ。もちろんこのシートも張り替えられるのだ

カジュアルなベンツを提案するW124 専門店に相談しよう!

神奈川県の「アローズ」は、未だ人気の衰えないW124の専門店。特にステーションワゴンは高い人気を誇るが、すでに20~30年以上経過している。そのためしっかりと手を入れたクルマを入手するのがトラブルを防ぐ手段だという。

ショップには自社工場を完備。W124に精通したメカニックが作業をしているので安心だ。エンジンのオーバーホールからメンテナンスまでさまざまな作業を迅速に行うことができる
ショールームのパーツ棚は、スティールとユーズドウッドを使用したアンティーク調。メーターやオーディオなどがストックされていた

「アローズ」では消耗品を新品に交換することでトラブルを予防している他、自社工場完備で迅速な作業が行えるのも大きなポイント。また同社が提唱するクラシックラインは、以前から考えていたものを3年前にようやく実現したオリジナルカスタム。実はすでにサイドモールは純正品が入手できず、「アローズ」でリプロダクトしたオリジナル商品。他にも純正で欠品しているパーツに関しては独自のルートで取り寄せているので安心だ。

壁にかかったグリルやホイールキャップに混ざって、”500E”や、”2.3 16″、”2.5 16″といったEクラスや190シリーズに装着されていた珍しいエンブレムが並ぶ

【DATA】
アローズ
神奈川県川崎市宮前区菅生3-27-14
TEL044-976-6155
営業/9:00~19:00、土日祝日10:00~20:00
休み/月曜
https://www.e-arrows.jp/

▼こちらの記事もチェック

メルセデスベンツ史上最も戦闘的な4ドアセダン、「小ベンツ」を覚えているか?

メルセデスベンツ史上最も戦闘的な4ドアセダン、「小ベンツ」を覚えているか?

2019年09月27日

初代ゲレンデヴァーゲンで“クラシックキャンプ”を楽しむ!

初代ゲレンデヴァーゲンで“クラシックキャンプ”を楽しむ!

2018年07月25日

(出典/「Lightning 2017年5月号 Vol.277」)

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

モヒカン小川

Lightning

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ADちゃん

Lightning

ストリート&ミリタリー系編集者

ADちゃん

めぐミルク

Lightning

手仕事大好きDIY女子

めぐミルク

イスカンダル功

Lightning

街乗り車輪系

イスカンダル功

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

20代断然革靴派

パピー高野

内藤真依子

CLUTCH Magazine

フォトグラファー

内藤真依子

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

佐々木浩也

PREPPY, Men's PREPPY

美容男子応援団長

佐々木浩也

ARIKI

PREPPY

ヘア&ビューティジャーナリスト

ARIKI

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

杉村 貴行

Dig-it

商品開発ディレクター

杉村 貴行

サカサモト

Lightning

アメカジ系動画ディレクター

サカサモト

Lightning 編集部

Lightning

アメリカンカルチャーマガジン

Lightning 編集部

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

PREPPY 編集部

PREPPY

美容のプロのための業界誌

PREPPY 編集部

Men's PREPPY 編集部

Men's PREPPY

プロ向けメンズビューティ誌

Men's PREPPY 編集部

ThunderVolt 編集部

ThunderVolt

デジタル系WEBメディア

ThunderVolt 編集部

Dig-it編集部

Dig-it

ライフスタイル提案メディア

Dig-it編集部

こだわりのある暮らしを追求するライフスタイルマガジン

休日のカジュアルスタイルを提案し、語れる洋服を集めたファッション誌

豊富な海外記事を盛り込んだ世界基準のスタイルカルチャー誌

手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信する季刊雑誌

美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド情報メディア

男性のヘア、スキンへの美意識に応える理美容師向けメディア

ガジェットやウェブサービスなどの最新情報をお届けするWEBメディア

アナタが何かにのめり込むキッカケとなる読み物を提供するWEBメディア