NAC展示車両紹介_その3_HARLEY-DAVIDSON BREAKOUT

  • 2024.11.22  2024.11.15

9月14日(土)・15日(日)の2日間、群馬県利根郡みなかみ町水上高原リゾート200 ゴルフコースにて、開催された“New Acoustic Camp 2024 – 15th Anniversary – ~わらう、うたう、たべる、ねっころがる。~”のバイクエリアに展示された車両を紹介! ※都合により展示は取り止めとなりました

カスタムテイストの強い個性派ハーレー 。

1903年に創業し、今年で121年目を迎えたハーレーダビッドソン。世界最古のメーカーでこそないが、創業してから倒産することなく100年以上も続いている例は珍しく、アメリカンモーターサイクルの王道といって間違いないだろう。現在のラインナップは最新テクノロジー満載の水冷Vツインエンジンを搭載したモデルや、350cc~500ccのミドルクラスのモデルもあるのだが、その主力はなんといっても1936年から採用し続ける“OHV方式の狭角45度Vツイン”というレイアウトの空冷エンジンモデルだ。

ブレイクアウトは、そんな伝統ある空冷Vツインで、CVOなどの限定モデルを除いたラインナップの中で最大排気量となる1923cc(117ci)のエンジンを搭載。リヤタイヤに240mmという極太サイズ、そしてフロントホイールには21インチという大径サイズを採用し、フロントフォークを大胆に寝かせたドラッグレーサーのようなロー&ロングなフォルムで人気となっているモデル。

ドラッグバーと呼ばれる一文字のハンドルと足を前方に投げ出すフォワードステップが作り出すカスタムマシンさながらのライディングポジションは、少しばかりハンドルが遠く、身長170cm前後の平均的体格のライダーにはややキツい。とはいえ、現行型のソフテイルフレーム(2018年モデルより採用)は非常に操縦性にすぐれているため、見た目以上に乗りやすい印象。

ちなみに2017年以前のモデルは、立ちの強いハンドリングと必要以上に太いリヤタイヤのおかげで正直かなり曲がりにくいモデルだったが、現行型はディメンションの見直しや重量マスの集中、さらにバンク角の増大がなされ、普通に曲がれるように進化している。

さらに117エンジンならではのトルク感は強烈。スロットルをガバッとひねれば、首が後ろに置いていかれるほどの勢いでダッシュするので、街中ではほんの少しスロットルをひねるだけで十分だ。ハーレーならではのトルクフルな大排気量Vツインをドラッグレーサースタイルに落とし込んだブレイクアウトは、個性的なハーレーに乗りたいという願望を存分に満たしてくれるだろう。

2023年モデルから排気量1923ccの“ミルウォーキーエイト117”を搭載。これにともなってエアクリーナーも高効率なエルボータイプに変更された。最大トルクは168Nm/3500rpm、最大出力は102HP/76kW@5020rpmと大幅に向上している。

ブレイクアウトの個性の一つといえるのが240mmサイズのリヤタイヤ。他メーカーのバイクと比較してもひけをとらない極太具合で、本物のドラッグレーサーのような迫力をかもし出すことにも欠かせない要素にもなっている。

幅広なドラッグバーを採用。2023年モデルよりライザーが変更され、これによりハンドル位置が3/4インチ(約19mm)高くなり、ライディングポジションが改善されている。メーターはハンドルクランプ一体型のデジタルタイプ。

2023年に行なわれたモデルチェンジによってタンクを大型化。先代より約43%容量が拡大され18.9Lとなり、航続距離が大幅にアップした。また、タンク中央にクロム仕上げのコンソールを備えたことで質感も向上している。

メーカー詳細ページはこちら
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/motorcycles/breakout.html

SPECIFICATIONS
●全長×全幅×全高:2,370×ー×ー(㎜)●軸間距離:1695㎜●シート高:665㎜●車両重量:310kg●エンジン種類・排気量:空冷4ストロークOHV 4バルブ V型2気筒・1923㎤●最高出力:76kW(103㎰)/5,020rpm●最大トルク:168N・m(17.1㎏f・m)/ーrpm●燃料タンク容量:18.9L●燃費(WMTC):17.8km/L●タイヤサイズ:F=130/60-21・R=240/40-18●価格:334万1800円~338万4700円

【DATA】
ハーレーダビッドソンジャパン カスタマーサービス
TEL0800-080-8080
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/

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