“東京手描友禅”の若手職人集団「ユキヤ」×「KARMA et CARINA」が初コラボ!『友禅アートブラウス』を発売

ファッションブランドを展開する「KARMA et CARINAと、経済産業大臣指定の伝統的工芸品「東京手描友禅」の若手作家集団・ユキヤ株式会社は、コラボレーションし、2025年6月下旬に「友禅アートブラウス」を発売する。着物離れが進む中で日本の伝統技術を現代の日常に再提案し、高価すぎる工芸品ではなく「ふだん着の工芸品」として普及させることを目指したコラボレーションである。職人の手描き原画をエプソン社の最先端デジタル捺染機で再現することで品質と価格の両立を実現し、伝統工芸の持続可能な未来を切り拓く一歩となる。この商品は、全国の百貨店やECサイトなどで販売される。

オールシーズン向け 友禅アートブラウス3色展開|手描友禅×デジタル技術で「普及価格」への挑戦

“デニムと友禅”のコーディネート例 | “カラーの花”が描かれた黒

日本の伝統工芸のひとつ「東京手描友禅」。昭和期をピークに着物の支出額が減少する中で、その技術と価値をいかに現代に活かすか――。この課題に向き合うべく、「ユキヤ株式会社」と「KARMA et CARINA」は初のコラボレーションを実施。東京手描友禅の原画を、エプソン社の最新捺染機「Monna Lisa」で高精細に再現することで、手に取りやすい価格を実現した。

日本人の暮らしの中に活きる、日常使いのアイテム。ファッションと工芸、伝統とテクノロジーの融合によって、「伝統工芸のある日常」という新しい選択肢を提示する。

オールシーズン向け 友禅アートブラウス3色展開|手描友禅×デジタル技術で「普及価格」への挑戦

インバウンド向けの土産物ではなく、日本の日常で活きる伝統

KARMA et CARINAは、伝統工芸に“素材としての価値を超えた物語性や文化的背景”を見いだし、それを現代に翻訳することで、工芸の復興と普及に取り組むファッションブランドである。協業相手のユキヤ株式会社は、東京手描友禅の職人集団として、着物需要の減少に直面しながらも、伝統技法を守り続けてきた企業だ。今回のコラボレーションは、ユキヤにとって本格的なアパレル製品への初挑戦となった。

本プロジェクトは、職人にとっても新たな表現領域と顧客層を開拓する機会となり、両者の「工芸は、その時代の暮らしに根ざしてこそ普及する」という価値観の一致から、2024年8月に始動した。

“インバウンド”や“一部の富裕層向け”という枠にとどまらず、日々の装いに自然に溶け込む工芸のあり方を模索する中で生まれたのが、今回の『友禅アートブラウス』である。デザインの起点として、あえて「和」からは離れ、現代日本社会になじむ「洋」のデザインを採用した。

この記事を書いた人
Dig-it 編集部
この記事を書いた人

Dig-it 編集部

ライフスタイル提案メディア

「Dig-it(ディグ・イット)」は、アナタが何かにのめり込むキッカケとなる読み物を提供するWEBメディアです。ファッション、クルマ、バイク、アウトドア、グルメ、ステーショナリー、ビューティなど、さまざまな分野のプロフェッショナルが執筆しており、アナタのよき趣味の先輩となってくれることでしょう。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

ガレージ、インテリア、リフォームまで! 趣味人のための、物件案内。

  • 2020.01.20

好きなものと暮らす、理想の城を手に入れよう。 家は、ただ暮らすためだけの場所じゃない。 どこに住むか、どんな空間にするか、そこで何を楽しむか。 ガレージハウスやアメリカンハウス、趣味部屋、インテリア、リノベーションまで、 「Lightning」ならではの視点で趣味人の理想の住まいを紹介する。

#PR

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...