1.PARKA, MAN’S M-65
前身となるM-51パーカより進化したM-65フィッシュテールパーカは、エポレットが省略され、フードが脱着式に。そのなかでもこれは初期型を再現しているので、ラベルの表記もPARKA,EXTREMECOLD WEATHERではなく、PARKA, MAN’S M-65となっている。
ボタン留めのストラップ式を採用するカフス部分は、ストラップにゴムを使っているので高いフィット感を確保し、冷気などの侵入を防いでくれる。
フロントはジッパー仕様で、その上からスナップボタン式の前立てで風雨をしのぐデザインになる。ジッパーはMcCOYの刻印が入るアルミ製。
2.HOOD, WINTER, W/SYNTHETIC FUR RUFF
M-51パーカでは一体式だったフードはM-65システムになり脱着式に。これはそのなかでもシンセティック(化学繊維)のファーが付くタイプで、ボタン留めでM-65パーカと結合できる仕様になってる。これはヴィンテージを参考に、縫製仕様まで当時同様で仕上げている。
フードの内側にはウール生地が施され、化学繊維を使用したファーが採用された。フードの中には針金が入り、形を調整できる。
3.MITTEN SHELLS, TRIGGER FINGER M-1965
M-65フィールドジャケットの袖口に装備される三角フラップを折り込んで結合できるミトン。厚みがありながらも、しなやかなディアスキンを採用し、引き金を引く人差し指部分だけが独立しているなど、ミリタリーらしいデザインが特徴的。これもM-65システムとして存在した。
4.LINER, COAT, MAN’S FIELD, M-65
それまでのウールパイルの着脱式のライナーから、M-65システムで軽量化が図られてナイロンキルティングへとアップデートされた。当時はコート用とパーカ用の2種類が存在したが、これはコート用の初期型を再現。さらに単体でも着用できるようにボタンが付属している。
袖口もボタン留めによって結合するスタイルもヴィンテージ同様。それまでのウールパイルのライナーに比べてかなりの軽量化を実現している。
キルティングパターンはヴィンテージでも初期型に見られたパターンを忠実に再現する。M-65パーカ、M-65フィールドジャケットと結合する。
本来はジャケットに装備されるボタンで結合できるシステムだが、このモデルはボタンが付属することで、ライナー単体でも着用が可能である。
5.TROUSERS, MEN’S, FIELD, M-65
ミリタリートラウザーズの定番的デザインとして知られる6ポケットパンツの代表格とも言えるM-65フィールドトラウザーズ。コットンサテンのシェルに、細かいディテールまでヴィンテージと同様の仕様で再現している。M-65パーカやコートのセットアップとして開発された。
【DATA】
The REAL McCOY’S TOKYO
Tel.03-6427-4300
https://therealmccoys.jp
https://therealmccoys.com
※情報は取材当時のものです。
(出典/「CLUTCH2023年2月号 Vol.89」)
Photo by Akira Kuwayama 桑山章 Text by CLUTCH Magazine 編集部
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