フォトグラファーMaikoのLAガイド#32 【レザークラフトで表現する遊び心に溢れたスタンプワークス】

今回紹介する方は、CLUTCH BOOKSの「レザープロダクツ」にも登場した、Artisan-Collageの一瀬拓也氏。自作のスタンプを使って、革小物やヴィンテージのTシャツなどにプリントしたプロダクツを製作している。近年では、日本でもそのスタンプを販売したり、ワークショップを開催している。元々、一瀬氏は日本の服飾学校を卒業後、ロサンジェルス・シルバーレイクで2010年よりブランドをスタートさせた。

温かみを感じるハンドメイドスタンプ

1-1
革にプリントする手法を自身で考え抜いた結果、シルバーやラバーで作るスタンプでのプリントに辿り着いたという。
1-2
最も一般的なシルクスクリーンなどの手法は、すべての商品が同じ仕上がりに完成するのに対し、スタンプは丁度良くハンドメイド感も残り、温かみを感じられる。

表現することの楽しみを知ってもらうために

2-1
作っているスタンプのテーマは、あえて考えずグラフィックとしてバランスの取れたいいデザインになる「形」を作っている。 そこには見る人に先入観を持ってほしくないという気持ちから、プロダクツを手にした人に遊び心を持ってほしい。見る人によっては様々な意見があり、それを小物や洋服にカスタムしアートワークとして表現することの楽しみを知ってほしいからだという。
2-2
そのためスタンプ自体にテーマやインスピレーションはないものの、一瀬氏が描くグラフィックは、強くネイティブアメリカンの影響を受けている。

ヴィンテージアイテムがモダンに変化

3-1
柔らかなラムレザーに描かれたアートワークのようなこちらの1点。
3-2
元々ヴィンテージカーディガンに一瀬氏が手掛けるスタンプワークが施されてモダンな印象に。

ふたつとないカスタム仕様

4-1
ヴィンテージシャツやTシャツに入ったスタンプで、たちまち個性的なアイテムへと変身する。そんな楽しみ方も一点ずつ表情を替える事の出来るスタンプならではの表現方法である
4-2
ネイティブアメリカンの象形文字や幾何学模様をベースとした、三角形、アルファベット、数字をデザインし、ふたつとないカスタム仕様をオリジナルの素材に表現することが出来る“Artisan-Collage”。
ロサンゼルス国際空港の真北に位置する海辺の町、Marina del reyにあるギフトショップ”momo”では、一瀬氏のスタンプを取り扱っているので是非この機会に訪れてみてはいかがだろうか。
【DATA】
●Artisan-Collage
Los Angeles, California
https://www.artisan-collage.com
●フォトグラファープロフィール
静岡県出身。都内の大学を卒業後、マスコミ関係の仕事に携わる。退社後、心機一転しフォトグラファーとしてハワイへ移住。仕事を通じて技術と語学力を身につけ、2015年に以前から憧れていたロサンジェルスへ。クリエイター集団Seven Bros. Picture所属(http://seven-bros.com
Photo by Maiko Naito 内藤真依子
Text by CLUTCH Magazine 編集部
(出典:「CLUTCH web」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

これまでで一番“アイビー”なクラークス誕生! 2026年春夏の新作にペニーローファーやボートシュー ズも登場

  • 2026.04.27

「クラークス」が2026年春夏の新作として発表した「デザートアイビーコレクション」。ブランドのアイコンである[デザートブーツ]や[ワラビー]、[デザートトレック]はアイビーらしい配色に落とし込まれ、アイビーの定番靴であるペニーローファーやボートシューズも顔ぶれに加わる。英国、アメリカ、日本。各国のカ...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

Pick Up おすすめ記事

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

これまでで一番“アイビー”なクラークス誕生! 2026年春夏の新作にペニーローファーやボートシュー ズも登場

  • 2026.04.27

「クラークス」が2026年春夏の新作として発表した「デザートアイビーコレクション」。ブランドのアイコンである[デザートブーツ]や[ワラビー]、[デザートトレック]はアイビーらしい配色に落とし込まれ、アイビーの定番靴であるペニーローファーやボートシューズも顔ぶれに加わる。英国、アメリカ、日本。各国のカ...