4月26日は「ワラビー」の日! 限定モデルも登場。

革靴・スニーカーの壁を越え、近年人気が再燃している「クラークス」の[ワラビー]。1968年に英国で誕生したこの靴が、米国に初上陸したのが1971年のこと。ニューヨークのJFK空港に着いた4176足の[ワラビー]を、税関職員が動物の“ワラビー”と勘違いしてケージを準備。いざ箱を空けてみると、入っていたのは[デザートブーツ]に次ぐ「クラークス」第二の名作[ワラビー]だった、という話がある。昨年から「ワラビーデー」に定められた4月26日は、この出来事が起こった日付にちなんでいる。我々にとっても欠かせないこの靴の魅力を、いままた改めて見直すいい機会だ。

【写真クレジット】サファリジャケット6万500円/アナトミカ(アナトミカ 東京TEL070-3144-0378)、BDシャツ1万7930円/サウスウィック ゲートレーベル(シップス インフォメーションセンターTEL0120-444-099)、シャンブレー素材のイージーパンツ3万6300円/ポストオーバーオールズ(ポストオーバーオールズ中目黒TEL03-6303-2160)、メガネ5万8300円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウTEL03-3409-7285)

ワラビーデー限定モデルが登場!

Wallabee Day pack

キャッチーなパイル素材を含む3本のシューレース、ワラビーをモチーフにしたフォブ、ビブラムソールにヒールのワラビーロゴと、特別なディテールが満載。メンズはグリーンとサンドで展開。各2万7500円

(写真下)Wallabee

不朽の名作[ワラビー]。極上の履き心地を誇る柔らかなC.F.ステッド製スウェード、クッション性のみならず見た目もアイコニックなクレープソールで、数多の足を包み込んできた。各2万6400円

改めて知りたいワラビーの歴史

サイラス&ジェームス・クラーク兄弟が、スリッパの製造会社として1825年にサマセット州で立ち上げた「クラークス」は、1950年に発表した[デザートブーツ]で一躍世界的なブランドに。これに次ぐ名作を、ということで1968年にランス・クラークによって発表されたのが[ワラビー]だ。「子どもをお腹の袋に入れて大事に育てるように足を優しく包み込む」という特徴からワラビーと命名。80年代にヒップホップシーンで愛用されたことから人気に火がつき、日本ではサーファーブームや裏原ムーブメントと結びつきながら、今日に至るまで老若男女問わず愛され続ける。近年ではゴアテックスモデルも絶大な人気を誇っている

1825年 「クラークス」創業
1968年 [ワラビー]誕生
1971年 日本にワラビー上陸
1980年代 日本で[ワラビー]が大ヒット
2018年 C.F.ステッド社のスウェードを採用
2021年 初のゴアテックス搭載モデル登場
2024年 ワラビーデー始動

【問い合わせ】
クラークス ジャパン
TEL03-5411-3055

(出典/「2nd 2025年6月号 Vol.212」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

Pick Up おすすめ記事

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

本格派でコスパも優れる「Amber Threads」のライトアウターで秋を始めよう!

  • 2026.10.05

古着店「DOSTYLE」を運営する「ドラマ」が手がける気鋭のアメカジブランド「Amber Threads」。“トレンドとヴィンテージを融合したアメカジスタイル”を掲げる同ブランドはバリエーション豊かなライトアウターを展開する。ヴィンテージをベースとした本格派でありながらコストパフォーマンスにも優れる...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...