希少価値とかは気にしない。穿いてナンボ

ブランド・品番問わず、あらゆるデニムを穿いてきた尾崎さんが選んだのは、80年代後半製の[501]。
「その日の恰好を選ぶときは、TPOに応じてジャケットや靴から決めます。今日はテーラードジャケットを使ってキレイめに合わせたかったので、デニムはアメカジっぽくない薄い色落ちが好相性。XXみたいないわゆる“レアヴィンテージ”も好きで、ツイードジャケットなんかに合わせたりして穿いてますが、こういう普通の[501]もいいですよね。どんなデニムを選ぶかは、全身のバランスを見ながら『色』と『形』で決めています。希少価値とかは気にしない。穿いてナンボですから」

主役のデニムはこちら! リーバイスの[501]
尾崎さんが昔から好きだという淡い色落ちのデニム。「70年代後半に赤耳じゃなくなってから、こういうもやっとした均一な色落ちになりますね。昨年『サンタモニカ渋谷店』の閉店時に購入しました」

(出典/「2nd 2024年6月号 Vol.205」)
Photo/Nanako Hidaka,Ryota Yukitake,Satoshi Omura,Yoshika Amino Text/Masataka Kirita,Tamaki Itakura,Kihiro Minami,Yu Namatame
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