「サンフランシスコマーケット」のオーナーでもあるEHSのデザイナーは韓国トラッドの最重要人物なのだ
韓国でもっとも勢いのあるセレクトショップのオーナーと、世界的に注目されているブランドのデザイナー。この二足の草鞋を履く韓国最重要トラッドマンの人物像をひも解く。

Q1.EHSはアイビーに影響を受けているそうですが?
初めてイタリアを訪れたとき、イタリア人男性のファッションに衝撃を受けました。誰に教わったわけでもなく、アメリカのトラディショナルなプロダクツを巧みに着こなしていたからです。チノパンツやオックスフォードシャツに、ブレスレットやタイなどの小物を上手に組み合わせたり。その体験に大きな影響を与えられましたし、それをきっかけにメンズファッションの基礎を学ぶようになりました。
Q2.昨今衝撃を受けたアイビースタイルはありますか?
最近では、あまり思い当たる節がありませんが、映画『リプリー』のマット・デイモンの姿は強烈でした。
Q3.現在の韓国トラッドシーンについて教えてください
最近はストリートファッションが人気で、韓国もマスで見れば例外ではありません。アイビーやクラシックの体現者に会うと、かえって新鮮です。私が思うにどんなファッションでも、やりすぎはよくない。配分が大事だと思います。
Q4.2023秋冬コレクションのテーマは?
貫いてきたブランドコンセプトに基づき、素材やカラーを一新しました。ジャカード柄のクルーネックニットやレザージャケットなど、初めてのデザインにも試みています。配色ではイエローやグリーンがキーワードと言えます。
Q5.愛用品を5つ教えてください





アイビースタイルには素材、カラー、アクセサリーの調和が重要。アイテムとしては、ネイビージャケットやグレースラックス、OXシャツはやはり欠かせませんね。
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年1月号 Vol.201」)
Photo/Yoshika Amino Text/Shuhei Takano
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