書類、名刺、レシートなどすべてデータ化 リモートワークの必需品 ScanSnap iX2500

abrAsus の『お財布ショルダー』使ってみた。これは着るポケットだ

『小さい財布』や『薄い財布』で知られるabrAsus (アブラサス)から、新しく『お財布ショルダー』という商品が出た。斜めにかけられる薄いショルダーバッグのような商品。商品名は『お財布ショルダー』となっているが、筆者の使用感としては『着るポケット』。服にポケットが足りない時に使えるし、逆に大切なものを入れておいて、着替えても同じアイテムを身に着けておく……という使い方もできそうだ。価格は9600円。

abrAsus 『お財布ショルダー』
https://superclassic.jp/products/20250402

ユニークなコンセプトのサコッシュ的バッグ

常に先鋭的なコンセプトで商品を開発することで知られるabrAsus が『お財布ショルダー』という商品を発売した。つまり、ショルダーバックのように肩にかけられるお財布ということだろう。実際には、身体にフィットするサコッシュのようでもあり、薄いショルダーバッグのようでもあり、表現の難しい製品だ。

コットン製で、肩のベルトは調整できない。裏側にファスナーがあり、中にはさらにファスナーのあるポケットがひとつ、ファスナーのないポケットがふたつある。また外にもスマホにジャストフィットなサイズのポケットがひとつある。

想定としては、財布、スマホ、モバイルバッテリー、電源ケーブル、イヤフォン、名刺入れ、眼鏡、手帳とペンなどを入れるのにちょうどいいだろう。

しかし、これらをすべて入れて持ってみたところ、フィット感が非常に悪くなった。

使用感としては、極力中身を減らした方が使用感は良い。これらのうちのひとつか、ふたつ。多くても3つまでを入れて使う心積もりの方が良いだろう。欲張らないことだ。

つまり、これに何もかもを入れるのではなく、ポケットに入り切らない何かを少しだけ入れておくような用途が相応しい。

ファスナーの中にあるさらに小さなポケットは小銭入れとして使うことを想定しているようだ。ループがひとつ付いていて、紛失したくない鍵を付けたりするのに良さそうだ。

内部には、小さなポケットがふたつ付いている。

お財布ショルダーはすごく薄いので、荷物が底に溜まると不細工で、フィット感が悪くなる。一部の小物はこのポケットに入れて整理した方がいい。黒い内部でポケットが分かりやすいように白いフチがついているのは素晴らしい配慮だ。

外側にもポケットが付いていて、ここはスマホがジャストフィット。abrAsusの他のバッグと同様にケーブルを通す穴が開いてるので、モバイルバッテリーを中にいれたまま、このポケットに入ったスマホを充電することができる。

オプションとして追加できるポケットみたい

まだ1週間ほど使っただけだが、筆者は非常に気に入った。

筆者の場合、スマホや財布や鍵はポケットの中で収納場所が決まっているので、いたずらに移動させたくないが、プラスαで持たなければならないようなものを入れるのにちょうどいい。

たとえばそれは、モバイルバッテリーや、取材時の手帳、名刺、イヤフォン、カメラのレンズキャップなどだ。いつもはそれを無理にパンツのポケットに押し込んだり、上着のポケットに入れてどこに入れたかわからなくなったりしたものだが、お財布ショルダーに入れると収まりがいい。

夏、暑くなってきて薄着になった時も、オプションのポケットとして良いだろう。

また、海外に行く時に、パスポートや航空券を入れるのにも良いかもしれない(治安によっては、大事なものはもっとしっかり収納した方がいいかもしれないが)。

ジャケットを着た時に、内側にかけるのにも良さそう。

今のところ、外出する時には常に装着して、便利に使っている。家に帰ったら丸ごとはずせるのも便利なポイントだ。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
この記事を書いた人

村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

Pick Up おすすめ記事

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...