秋、一般のユーザーにとって一番大きな機能変更
秋にローンチされるiOS 16の目玉機能として、基調講演の一番最初にクレイグ・フェデリギが紹介したのがこの機能。ロック画面のカスタマイズだ。

プリセットされた写真や、自分が撮った写真からアップルがサジェストしてくれた写真を簡単にロック画面に設定することができる。写真の深度情報を読み取って、対象と背景の間に文字が入ってるように見せられるのが特徴だ(しかし、文字に少しかかっているけど読めるという微妙な位置に対象を持ってくるのは簡単ではないと思う)。
そもそもAndroidではずっと前から、アプリも使ってロック画面をカスタマイズできたので、「何を今さら」というご意見もあるだろうが、抑制されたデザイン性に優れたカスタマイズ機能を提供する……というところがいかにもアップルらしい。これによって、好きなようにデザインはできるものの、アップルらしい洗練されたビジュアルは損なわずに済んでいる。
デザイン性を損なわないロック画面の編集機能

ロック画面をプッシュすると、編集画面に入れる。

写真の配置、文字のフォントや色などは自由にカスタマイズできる。また、カレンダーや天気、アクティビティ、時計……などから情報を持ってきたウィジェットを表示することができる。これらのデザインも非常に抑制的だ。

ロック画面のカスタマイズは、単に写真が表示できるだけではなくて、写真をシャッフル表示したり、天気のアニメーションを表示したりと、さまざまな機能を持たせることもできる。

Live Activities開放と、集中モードとの連動
また、ロック画面の下部にLive Activitiesという表示領域が設けられた。ここには、現在ミュージックの制御画面が表示されることがあるが、Uberの通知画面など、継続して表示されると便利な小ウィンドウが表示される。

また、これらのロック画面やウィジェットは、『集中モード』を使って制御することもできる。

つまり、仕事の時には仕事の効率を高めるような壁紙やウィジェットを表示しておいて、プライベートの時間には家族の写真や趣味に役立つようなウィジェットを表示する……ということが可能になるというわけだ。
この集中モードは、iPhone、Apple Watch、iPad、Macなどすべてで連動するし、今、アップルが積極的に作り込んでいる機能なので、ぜひ設定して活用するようにしたい。ロック画面や壁紙が集中モードと連動すれば、自分の気持ちの切り替えにも役立つことだろう。
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