- 2023.07.27
“文具バカ”清水、機能美をまとったキーボードHHKBに惚れる
STATIONARY 趣味の文具箱ある朝、ThunderVolt編集部の村上タクタ氏が「趣味の文具箱」編集部にやってきた。小脇には小さなキーボードを抱えている。「趣味の文具箱」は超アナログな万年筆やシステム手帳などの情報を集めている雑誌。手書きという行為が帯びている快楽とか趣きを追求し続けている。なぜ、この編集部に、いま、キーボード...続きを読む
ある朝、ThunderVolt編集部の村上タクタ氏が「趣味の文具箱」編集部にやってきた。小脇には小さなキーボードを抱えている。「趣味の文具箱」は超アナログな万年筆やシステム手帳などの情報を集めている雑誌。手書きという行為が帯びている快楽とか趣きを追求し続けている。なぜ、この編集部に、いま、キーボード...続きを読む
世の中のほとんどの文字は、キーで打ったり、液晶のガラス板に触れて電気で変換して作るものになりました。でも、昔ながらのペンを手で握って、紙の上に書く魅力は時代が進んでも不変である、と考えています。文具に潜む趣味の世界を深掘りし続ける雑誌「趣味の文具箱」は、万年筆やボールペン、ガラスペン、ノート、手帳…...続きを読む
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チョモランマ(英名エベレスト)は、ネパールとチベット自治区の国境にある山。標高は8848m。辞書を引くと「実現困難な目標」の意味もあるようだ。登頂するルートは複数あり、ノーマルルートと呼ばれる南東稜は成功率が高い。だから頂上を確実に目ざすのならノーマルルートを選べばいい。にもかわらず、登頂が困難な北...続きを読む
ラミーは、ドイツの伝統的な筆記具ブランドだ。1950年代からバウハウスのデザインを取り入れた独自のコンセプトを堅持し続けている。一切の装飾を省き、機能(=書きやすさ)に徹している。ブランドを象徴するモデルは1966年に登場した「ラミー2000」だ。57年のロングセラーだが、古くさい雰囲気はまったくな...続きを読む
エシカルなのにラジカル。 (道徳的なのにとっても過激) サスティナブルなのに、物欲を揺さぶる (汎用性がありずっと使い続けられるのに、さらなる物欲を喚起する) アントウのボールペンS/Cは不思議な魅力を持つボールペンだ。 日本の文具市場は、万年筆もボールペンでもインクや...続きを読む
「鉛筆は最強の筆記具だ」。これは雑誌「趣味の文具箱」の読者の皆さんにとっては、耳タコなフレーズだ。鉛筆なんて小学生以来握ったことないよ、という人がほとんどだと思うけれど、ぜひ大人の皆さんには鉛筆の魅力を見直してほしい。 芯や木軸を削るのが面倒な理由で、鉛筆は敬遠されることが多い。また削っていく...続きを読む
“昭和40年男”にとっての小学生時代は1970年代。「ユニ」は憧れの的だった。まとめ買いするともらえるオマケや、ダース箱を筆箱として使う快感を覚えている人も多いはずだ。 ユニは、三菱鉛筆というメーカーの歴史と、日本文具の高い品質を象徴する鉛筆だ。この製品の開発が始まったのは昭和28(1953)...続きを読む
好きな理由は言葉にできない。 好きな度合いが深いほど、好きを表す言葉はどんどん離れていく。 趣味の雑誌は、それでも言葉(やイメージ)でその趣味の楽しさを表現しようと努め、読者の「好き」に寄り添っていく。 雑誌「趣味の文具箱」は、文房具の楽しさや大切さを語り続けている。ここでは「万年筆の魅力...続きを読む
好きな理由は言葉にできない。 好きな度合いが深いほど、好きを表す言葉はどんどん離れていく。 趣味の雑誌は、それでも言葉(やイメージ)でその趣味の楽しさを表現しようと努め、読者の「好き」に寄り添っていく。 雑誌「趣味の文具箱」は、文房具の楽しさや大切さを語り続けている。ここでは「万年筆の魅力...続きを読む
好きな理由は言葉にできない。 好きな度合いが深いほど、好きを表す言葉はどんどん離れていく。 趣味の雑誌は、それでも言葉(やイメージ)でその趣味の楽しさを表現しようと努め、読者の「好き」に寄り添っていく。 雑誌「趣味の文具箱」は、文房具の楽しさや大切さを語り続けている。ここでは「万年筆の魅力...続きを読む
好きな理由は言葉にできない。 好きな度合いが深いほど、好きを表す言葉はどんどん離れていく。 趣味の雑誌は、それでも言葉(やイメージ)でその趣味の楽しさを表現しようと努め、読者の「好き」に寄り添っていく。 雑誌「趣味の文具箱」は、文房具の楽しさや大切さを語り続けている。ここでは「万年筆の魅力...続きを読む
戦争は発明を生んできた。その多くの発明は日常に入り込み、生活や趣味を支えるものに落ち着く。日用品では、缶詰、腕時計、ティッシュペーパーなど。20世紀後半の電子機器だと、パソコン、インターネット、携帯電話、GPSなど。ファッションでは、トレンチコート、ダッフルコート、Pコートなど。そして、文房具の世界...続きを読む
システム手帳の世界が今とても盛り上がっています。ほんの5、6年前までは、実はシステム手帳は文房具の絶滅危惧種でした。今では売り上げが伸び、種類もとても増えています。若いユーザーもどんどん増えています。 システム手帳の元祖は、19世紀末にドイツで生まれたバインダー式の手帳です。その仕組みがアメリ...続きを読む
鉛筆が転がっているのを見ると、なんだか落ち着く。故郷に帰り、見慣れた山や川の景色をしみじみと眺めた時のような気分になる。なんでだろう。 鉛筆の歴史は約350年。形も機能も完成し、身近にあり、ありふれた文具だ。物心が付き始める小学一年生からみんなが使い始め、シャープペンシルに代わる中学生あたりか...続きを読む
ミラーレスカメラが主流となりつつある。ミラーレスの「ミラー」は一眼レフの内部にある鏡のこと。光学レンズで結像した被写体をこの鏡に反射させてファインダー像を作り、カメラのファインダー窓に導く。フィルムで撮る時代、このファインダー像の見え具合がカメラ性能の価値を決めた。 フィルム撮影には現像とプリ...続きを読む
もしからしたら、ラミーのペンの中で最も稼働率が高いかもしれない。自分はピコを「猫かぶりのラミ-」と勝手に呼んでいる。猫かぶりは、辞書には「本性を隠しておとなしそうにすること」と書いてある。見た時の雰囲気と、使い始めた後の印象がこれほど変わるペンは珍しい。とにかく使いやすいのだ。 ピコは、まるで脇差...続きを読む
今は昔。「コンパクトカメラ通信」という雑誌(ムック)を作った。2000年代の初めの頃だった。コンタックスTシリーズ、リコーGR、ミノルタTC-1、ローライ35など、歴代の魅惑のコンパクトカメラをぎっしり集めた。これらのカメラの魅力は今でも不変。手元にあったらすぐフィルムを装填し、鞄に入れて旅や散歩に...続きを読む
消しゴムは身の回りに1個あれば十分だ。では、なぜ次々と新しく発売される消しゴムに目を奪われ、そして買ってしまうのか。それは、消しゴムの「消し味」に自分の五感が魅了されているから。 消しゴムの歴史と「消し味」の変化。 万年筆に「書き味」があるように、消しゴムには「消し味」がある。ある消しゴムは擦る...続きを読む
ほぼ史上最高の値段が付いた万年筆が目の前にある。値段は1本で軽く2億を超える。雑誌の記事を作るための撮影をまず始める。カメラとストロボの三脚のすき間越しに、レンズの前に万年筆をそーっと差し出す。その手はわずかに震えていた。上の写真はその時に撮影したものだ。 北極の氷の世界と探検家アムンセンの世界観...続きを読む
ボールペン、万年筆、サインペン、筆など、書く道具は多種多様にありますが、最強の筆記具は「鉛筆」であると断言します。その理由を、鉛筆の歴史、作り、進化から探ってみることにします。 鉛筆は、歴代の思想家や建築家、技術者、小説家などの行為を支えてきた偉大な道具です。どこにでも気軽に書くことができ、筆...続きを読む
「手書きは永遠に不滅です!」 こう本気で思っているから、「趣味の文具箱」2022年1月号は「手書きしたい!」特集です。 購入はこちらから! 「手書きは永遠に不滅です!」を、文具界の中心から叫び続ける希有な雑誌 いま、世の中の多くの文字は、キーで打ったり、液晶のガラス板に触れて変換して...続きを読む