2ページ目 - 沖縄タイガー、ゴールドタイガー……ヴィンテージとともに紐解くタイガーストライプの魅力。

  • 2025.07.11

タイガーストライプの元となったふたつの迷彩もおさえておこう

英国軍のウインドプルーフ迷彩

「第二次世界大戦中に英国軍にて採用されたパターンで、ベトナム戦争の前に勃発したインドシナ戦争ではフランス軍空挺部隊などが使用したことでも知られます」 スモック26万4000円

フランス軍のリザード迷彩

「こちらも1950年代のインドシナ戦争で使用されたパターン。フランス軍空挺部隊が撤退する際に余剰品が南ベトナムに引き継がれ、派生したと言われています」 ジャケット9万9000円

ほかにもユニークなタイガーストライプが盛りだくさん!

長期化したベトナム戦争では、軍の正規品ではない民生品の使用が黙認。それによってタイガーストライプの様々なアイテムが誕生した。ここでは、変化球的なタイガーストライプのアイテムに絞って厳選して紹介する。

映画『グリーンベレー』で使用!?

ベトナム戦争におけるアメリカ陸軍特殊部隊を題材とした映画『グリーン・ベレー』の劇中で使用されたと推測されるシャツ。1968年に公開された同映画だが、撮影時はベトナム戦争の最中であり、衣装に実物のタイガーストライプ生地が使用されているのだとか。77万円

テストサンプルのフィールドジャケット

1960年代後半に沖縄CISOにて開発された戦時中テストサンプル。現存するリバーシブルタイプのフィールドジャケットはこの1着のみの可能性もあるレア物。ゴールドタイガーとクラシックタイガーの2種類の生地を採用し、裏面はナイロン。YKKジッパーなど、パーツは日本製。440万円

’70sのレーシングジャケット

1970年代頃に東南アジアの駐屯地で個人調達にて作られたと推測されるレーシングジャケット。生地はタイ製のシルバータイガーのコピーで、テーラーで仕立てられている。デザインは’50年代のライダースジャケットをサンプリングして作られており、着丈はやや短い。9万9000円

ミリタリー好きはここに行くべし!

ミリタリーに特化した予約制ショップ。月に数回の通常営業日は公式インスタグラム(@militaria_1911_official)をチェック! 米軍だけでなく、世界各国のミリタリープロダクトがラインナップ。主に1970年代半ばより旧いヴィンテージを扱う。当時のタイガーストライプを完全復刻したオリジナルアイテムも展開。

【問い合わせ】
MILITARIA 1911 VINTAGE
東京都練馬区南大泉 5-36-3 2F
TEL080-3483-1911
平日18:00〜20:30 土日祝13:00〜19:00
完全予約制 ※1カ月に数回 通常営業日あり
https://militaria-1911.com/

(出典/「Lightning 2025年7月号 Vol.375」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部