手に入れたその日から、まとう風合いはまさにヴィンテージなヘルメット

  • 2024.05.01

ヴィンテージのバイクに乗るのに、ヘルメットがピカピカでは少し気恥しい。しかし、TT&COのエイジングされたヘルメットなら、新品でありながら、ヴィンテージのような風合いが楽しめ、旧車との親和性も抜群なのだ。そんなTT&COのヘルメットの魅力に迫る!

現代の安全基準は満たしつつ、見た目はヴィンテージのいいとこどり。

スーパーマグナム ジェニュインレザートリム ブラックレザー メイプルグロー。1960年代のヴィンテージヘルメットをイメージしたレザートリムを縫い付けたSG規格取得済みの逸品。帽体やレザーにはエイジング加工を施し、まるでヴィンテージのように仕上げている。5万6100円

ヴィンテージヘルメットは年々価値が高まっているが、デザインや風合いはかっこいいものの、ヘルメット本来の頭部を保護する機能は不十分。数十年前のものであれば、内装や帽体が劣化しているものや現代の安全基準を満たしていないものがほとんどだ。

と、ヴィンテージヘルメットのリスクを知ってもらったうえで、写真のヘルメットを観ていただきたい。まるで数十年前からずっと使われ続けているような雰囲気を醸し出しているが、まぎれもない新品。しかもバイクに乗る際の安全基準「SG規格」をクリアしている安全性も問題ないヘルメットだ。

このヘルメットをリリースするのは江戸川区に店舗、工房を構えるティーティー&カンパニー。国内外から高い評価を得るヘルメットメーカーで、中でも新型のバイクから旧車まで多くのライダーに人気なのが、トリム部分に本革を縫い付けたレザーリムモデル。

極厚の牛革を使用した「レザーリムショット」、ふっくらとしたトリムが特徴の「ヴィンテージレザートリム」、そして右ページのヘルメットでも採用されている少し厚みのある「ジェニュインレザートリム」とスタイルは3種類。それぞれが使い込むほどに独特な経年変化をするが、はじめからヴィンテージの風合いが欲しいならエイジングモデルもオススメだ。

愛車のスタイルや好みに合わせてとっておきのヘルメットを見つけ、乗るだけでなく、バイクをスタイルからも楽しもう。

1960年代に見られる、膨らみのある革巻きリムのヘルメットをイメージして制作。革はハンドステッチによって縫い付けられている
国内の乗車基準用ヘルメットの基準であるSG規格を取得しているため、排気量に関わらず、乗車時に安心してかぶることができる
秀逸な加工技術によって、レザートリムをエイジング。あくまで自然に見えるようにリアルさを追求した仕上がりになっている
ストラップは日本産クロム鞣しの本牛革を使ったスナップボタン式ベルトとセンターライン入りのヒモを採用したダブル仕様
トリム部分は熟練の職人がレザーアイテムを縫う時と同じようにロウ引きした麻糸を使い、ひと針ひと針シェルに貫通縫いしていく。ヨレのないきれいな仕上がりは、職人の高い技術あってこそなせる技だ
縫い付けられる前のレザー。何工程もかけて加工された革は、かなり昔から使われているような表面の割れや擦れがリアルに表現されている
ふっくらとしたリムを備える「ヴィンテージレザートリム」用のタンニン鞣しの本牛革。TT&COには様々なレザーがストックされる

TT&COでは装飾用だがファイバー製のヘルメットもリリースしている。こちらも職人による手作業によって製作される。あらゆる工程に職人の技が光る

【問い合わせ】
ティーティー&カンパニー
TEL03-6638-8805
https://ttandco.co.jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年5月号 Vol.361」)

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