2Jターボのパワーを受け止める、リア285の極太タイヤを備えたフェアレディZ。

  • 2024.03.24

オリジナル回帰が続く旧車シーンだが、フェアレディZだけは、独自路線を突き進む。オリジナル派から、怒涛の大改造車まで、あらゆるスタイルが共存しているのが特徴だ。見た目、中身ともにアメリカンな雰囲気をもつ、「ロッキーオート」のZも、ひとつの代表的なスタイルだ。

左ハンドルの逆輸入車をビッグパワーでドーピング。

日産のスポーツカーであるフェアレディZだから、これまでエンジンスワップというと、L型の直系の子孫であるRB系エンジンがもっともポピュラーだった。そんな常識に風穴をあけるのが、ここに紹介する黄色い北米仕様の260Zだ。このクルマのスワップドナーに選ばれたのは、トヨタが誇る大排気量6気筒の2JZGTEユニット、つまりツインカム3000ccツインターボユニットだ。

2JZGTEは純正のツインターボで当時の自主規制枠いっぱいの280馬力を発生。さらにトルクが太くエンジンキャパシティにも余裕があり、ドナーとしては最適のユニットだ。今回はそん2JZをビッグシングルターボ化したジャジャ馬だ。狭いエンジンルームの中に大きなサージタンクとアメリカターボネティック社製の巨大タービンが備わる2JZユニットは、見るものが驚くほどピッタリ収まっている。

ちなみに搭載されるボディは、エキマニやタービンがある右側にステアリングシャフトが通らない左ハンドルの逆輸入車をチョイス。おそらく右ハンドルではビッグタービンの搭載はスペース的に無理があるのが大きな理由だ。

外装は鮮やかなレモンイエローにペイントされているが、バンパーやオーバーフェンダー、リアのリップスポイラー、そしてボンネットにはカーボン製をチョイス。そのほかにもクロームパーツを排してでクロームされたボディに黒いカーボンがコントラストになっている。またドアシル部分をブラックアウトすることで、ボディを実際より薄く、シャープに見せている。

この車両でもうひとつ特筆すべきは、リアの足回りだ。実現不可能なサイズを収めるために、この車両はリアにマルチリンクをドッキング。大きく進化した足回りによって、強大なパワーをしっかりと路面に伝えることができるようになっている。強大なパワーとそれをしっかりと受け止める足回りを与えられたこのイエローZは、異次元の走りを楽しむことができるスペシャルモデルだ。

285幅という規格外の極太タイヤを装着したイエローZは、リアから見るとそのタイヤの太さをあたらめて実感することができる
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