ヘタウマの元祖に会いに行ったのだが──。世田谷美術館謹製、アンリ・ルソーのオリジナルグッズ

  • 2024.02.17

物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 「異常干支って最近知ったんだけど、算命学で60種類ある干支の中でも精神面で他とは異なる個性(異常性)が出やすい干支があるそう。俺、二つもあるんだけど笑」と語るライトニング編集部のミリタリー担当・ADちゃんがお届け。

世田谷美術館謹製、アンリ・ルソーのオリジナルグッズ

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスの素朴派の画家アンリ・ルソー。元祖ヘタウマの画家と評される事があるが、独特な色彩感覚とタッチは唯一無二の存在感を放つ。世田谷美術館ではアンリ・ルソーが描いた「フリュマンス・ビッシュの肖像」を金太郎飴とコラボして販売中。味は懐かしい感じのソーダ味。12粒300円(世田谷美術館 https://www.setagayaartmuseum.or.jp

Appleが提供するヘルスケアアプリ。その中の項目に「心の状態」というのがある。1日を通して心の状態を記録できるのだ。それをつけ始めてからというもの、改めてその時々に感じる喜怒哀楽を俯瞰的に分析するようになった。時には自分の中で新たな喜怒哀楽の感情が芽生えたことを新発見できたりして、思いがけず嬉しかったり、悲しかったり──。

また自分の中に沸き起こる喜怒哀楽をじっくりと考え、しっかり消化するため、本格的に1人で走る時間を作ることに決めた。初夏から晩秋にかけてはベアフットサンダルでベアフットランに挑戦しながら、初冬からはスニーカーに切り替えて、走りながら内なる自分へサイコダイビングするのだ。

なぜこんなことをしているのか? それは齢46歳になったから。日本人男性の平均寿命は81.05年(日本人女性は87.09年)なので、もう残り半分も無い。私たちは「死ぬために生き」、「生きることを完成させるために死ぬ」のだからしょうがないとはいえ、自分がその年齢になるとより感傷的なる。だからこそ日々の感情を大事にして生きたいと思ったの。所謂メメント・モリってラテン語の警句ね。

なので先日、感情に潤い与えるため世田谷美術館に行ってきた。ここの美術館はアンリ・ルソーの絵画を所蔵することで知られており、そのルソーのオリジナルグッズを販売している。という訳で今回のマストバイはこれ! 先に美術館のショップでルソー飴とかいろいろなのグッズを物色して、さぁルソーの絵画を拝見しようと思って館内を隈なく練り歩いたんだけど、なんと常設展示してないんだとか、そりゃないぜ(笑)。

金太郎飴本舗とコラボして作られたルソー飴。個体によってフリュマンズ・ビッシュの顔が全然違うのはご愛嬌。お土産に最適だ!
他にも、スケッチブック(631円)やトートバッグ(1406円)、収蔵品ハガキ(1枚150円)と、ルソーのグッズを多数販売中!
作品は常設展示じゃないなんて、半分詐欺じゃねーかと思ったり思わなかったり。なので「フリュマンズ・ビッシュの肖像」と記念撮影

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年3月号 Vol.359」)

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