「ファインクリークレザーズ」の今季新新作を、全国のレザーラバーにその名を知られる有名人がおすすめする。

  • 2023.12.28

今や世界中にファンを持つレザーブランド、ファインクリークレザーズを愛してやまない男がいる。河合祐介。帯広のセレクトショップ「…Danny」の代表を務める河合さんは、「リッチモンド河合」の名で全国のレザーラバーにその名を知られる有名人でもある。ファインクリークレザーズを扱い、数多くの革ジャンを売ってきた彼の目から見た、今季のおすすめモデルを見ていくことにしよう。

北海道・帯広にある名セレクトショップ「…Danny(ダニー)」。さほど広い店ではないが、代表の河合氏の審美眼に適ったアイテムがずらりと並び、全国から問い合わせが来るほどの有名店でもある。「リッチモンド河合」と呼ばれるほどにファインクリークレザーズのGジャンタイプの金字塔「リッチモンド」を愛し、彼の着込んだリッチモンドは、無数の皺が刻まれ、ため息が出るほどに美しい。河合氏のリッチモンドに憧れ、購入を決めたファンも多数いる

北海道帯広市 大通南25丁目14-1 (倉庫内西側) TEL0155-29-0929 https://danny-k.jp/

FINE CREEK LEATHERS [RICHMOND]|「Gジャンタイプ」旋風を巻き起こした立役者。

往年のデニムジャケットの意匠を落とし込み、レザーで再構築したリッチモンド。今でこそ一般的になった「Gジャンタイプ」の火付け役であり、ファインクリークレザーズの名を一躍有名にしたモデルだ。1.2㎜厚のフルベジタブルタンニン鞣し・アニリン仕上げの馬革を使用し、革本来の表情を楽しめ、着用するほどに特有の皺が刻まれていく。特筆すべきはそのパターン。もともとワークシャツの袖付けが施されるデニムジャケットだが、ライダースジャケットの袖付けに変更し、野暮ったさを一切排除している。15万9500円

FINE CREEK LEATHERS[NOWK]|理想のヴィンテージをイメージした意欲作。

ダブルライダースのような凛々しさと、クラシカルな意匠が共に楽しめる「ノーク」。1930年代のスポーツジャケットをデザインソースとしながら、ファインクリークレザーズ代表・山﨑氏の理想のディテールを盛り込み具現化した、オリジナルモデルとなる。採用したのは、タンナーと二人三脚で完成させたオリジナルレシピによる2㎜厚のフルベジタブルタンニン鞣し・染料仕上げの馬革。着込むほどにダイナミックなエイジングが楽しめ、経年でうっすらと面で出現する茶芯は、もはや芸術的とさえ言える。19万5800円

FINE CREEK LEATHERS[ANNE]|往年のスポーツジャケットが、新たな解釈で蘇る。

スポーツジャケットのディテールを各所に散りばめながら、スタイリッシュにバランスよく仕上げた「アン」。右ページの「ノーク」と対をなすモデルで、「UNKNOWN」(誰も知らない)の単語を二つにわけ、「アン」と「ノーク」と名付けられている。1930年代のデザインを取り入れながら、「将来、ヴィンテージの題材とされるようなモデルを作りたい」という代表・山﨑氏の理想を形にした、まさに「夢のジャケット」と言える。使用する革は、ノークと同様の2㎜厚のフルベジタブルタンニン鞣し・染料仕上げの馬革。18万4800円

【問い合わせ】
ファインクリークレザーズ
TEL050-3390-2470
http://www.finecreek.jp

(出典/「Lightning 2024年2月号 Vol.358」)

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