王道軍モノアウターも、革素材に変わるとより雄々しいワイルドスタイルに昇華!

  • 2024.01.04

第二次世界大戦終戦後、フライトジャケットはレザーからコットン、ナイロンへと変遷していき、革の飛行服は消滅。ただ無骨なミリタリーとタフなレザーは相性がよく、本来はないはずの革仕様の軍服は妙な説得感がある。ここではそんな革を使ったミリタリーアウターをピックアップした。

1.A LEATHER HUMONGOUS EXTREME PARKA

M-65フィッシュテールコートを牛革で再構築。常温の水でゆっくりと染めた上げたことで柔らかく仕上がっているため、快適な着心地。実物のフードやライナーも取付可能。22万円(エー ブティック TEL070-3223-7530)

2.TENJINWORKS C`MAN FISHTAIL COAT FJ02

スタンドカラーが特徴のM-65型のフィッシュテールコートに、独自で開発したオイルドキップレザーを落とし込んだ名作。0.6ミリにすることで、独特なドレープ感を実現した。に25万3000円(天神ワークス TEL03-3870-8658)

3.ALPHA INDUSTRIES LEATHER N-1 DECK JACKET

USネイビーのデッキワーカーたちに支給されていたユーティリティジャケットであるN-1デッキジャケットに、ムラ感のあるゴートスキン。なんとも雰囲気のある1着。11万円(アルファ インダストリーズ TEL0120-008-503)

4.TENJINWORKS C’MAN CREW JACKET

’60年代に使用されたUSNのデッキジャケットをデザインソースに、キップレザーをシェルに使い再構築。20万3500円(天神ワークス TEL03-3870-8658)

5.A LEATHER HUMONGOUS FLIGHT JACKET

名作フライトジャケットであるUSエアフォースのMA-1に、日本産原皮を姫路のタンナーで鞣した牛革をアレンジ。柔らかな牛革を用いたビッグシルエットなので、ドレープ感があり個性的な表情になった。17万6000円(エー ブティック TEL070-3223-7530)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning 2024年1月号 Vol.357」)

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