スタイルを重視したこだわりのセレクトが光る。
今回ピックアップしたスタイル202は、大阪発の名店ピグスティでバイヤーを務めていた山田さんがオーナーを務める注目ショップ。2022年の11月にオープンし、早くも各所で話題となっている。
原宿で働くファッション関係者が絶大な支持を得ているアジア料理店のチャオバンブーの近くと言えば、わかりやすい人も多いはず。その隣りにある雑居ビルの202号室に位置することがネーミングの由来となっている。店名の通り、トレンドよりもスタイルを重視したセレクトであり、非常に見応えのあるラインナップとなっている。
「前職で頻繁にアメリカへ買い付けに行かせてもらったこともあり、クロージングだけでなく、現地に触れる独特のカルチャーにも大きな影響を受けました。特にホットロッドやバイクのなどのカスタムカルチャーに感銘を受けて、ローブローアートなども大好きになりました。アメリカでなかなか見つかるものではありませんが、その手のヴィンテージはできるかぎり買い付けていますね。
以前に働いていたショップと違い、スペースにも限りがあるので、本当に自分が好きなものや、トレンドを考慮しつつ、ワークやミリタリーなどの質実剛健で色褪せないものを選んでいます。またダメージやエイジングに関しても、ひとつの個性として捉えていますね」
ライトニング編集部が気になったアイテムを紹介!
’60年代のラグランスリーブ仕様のスウェットに、エアブラシでローブローアートを施した個性的な1枚。袖と首をカットオフ。14万3000円
カットオフされたラグランスリーブのスウェットに、洒落の効いたローブローアートをエアブラシでペイント。’60s頃。4万1800円
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