そんな奥深いアメリカンアンティークを膨大にストックする専門店が東京にあった。ここキープレフトはアメリカの日用品から、コレクター垂涎のアイテムまで、まさにアメリカン・アンティークの百貨店である。
まるでアメリカ。旧きよきアイテムに囲まれた専門店。
大きな店舗に、大小様々なアンティークが雑多に置かれたアメリカンのアンティークショップ。そのなかからまるで宝探しをするかのように心を躍らせながらアイテムを漁る。アメリカのアンティークショップにはいつだって、そんなワクワクがある。もしそんな体験が日本でできたら、という思いを持った人は東京は錦糸町に向かうことをオススメしたい。
ここKEEP LEFT(キープレフト)はアメリカ現地で買い付けてきたアンティークの専門店。いわゆるアドバタイジング系のグッズから、テーブルウエア、それに雑誌やキーホルダーといった小物、さらには電化製品や古着まで。そのノンジャンルなセレクトが、もともとは倉庫だったという天井の高い店舗内にぎっしりと詰め込まれた圧巻のショップだ。
オーナーの羽部さんにそのルーツを聞くと、もともと若いころからアメリカンカルチャーに憧れ、アメリカの日用品を輸入販売していたのがそのルーツだという。
店舗は1985年にオープン。ヴィンテージはもともと1950年代のアンティークを買い付けていたけれど、いつしかその幅も広がり、1950~1970年代のアンティークをノンジャンルでセレクトするようになったという。
本人は「何かに特化していないからダメなんです。好きが高じて何でも雑多に買い付けちゃうから」と謙遜するけれど、おかげでここはアメリカンアンティークの宝庫になった。ジャンクなモノから愛好家垂涎のお宝まで、多種多様。どれも羽部さんのお眼鏡にかなったモノばかりなので間違いない。少しでも旧きよきアメリカが好きであれば、必ず欲しい「何か」に出会える場所なんて、探したってそんなに存在しない。
何よりもショップのドアを開けてわかる「本場アメリカのアンティークショップの匂い」がする店が日本にあることがうれしい。アメリカを感じながら、大人がワクワクしながら宝探しができる場所が、スカイツリーのすぐ近く、東京の下町にあるってだけでも楽しいのである。
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【DATA】
KEEP LEFT
東京都墨田区亀沢4-6-13
TEL03-3621-5844
12時~18時(土曜、日曜のみ営業)
イベント出店時は休業。
http://www.keep-left.net
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