カナディアンウイスキーとは? カクテルのベースにぴったりなウイスキー。

  • 2023.08.06

刺激が少なく軽くて飲みやすく、クセがないので、カクテルのベースとして活躍するカナディアンウイスキー。特徴はブレンデッドウイスキーであること。決して華やかさはないが、確かな歴史と実力を兼ね添えたウイスキーだ。

ライ麦を主原料とした軽やかなウイスキー。

カナディアンウイスキーは、世界五大ウイスキー産地の中でも、最もライトなウイスキー。一般的な製法はライ麦主体のフレーバリングウイスキーとトウロコシ主体のベースウイスキーを造り、2つをブレンドするというもの。蒸溜所によっては、3回蒸留でホワイトオーク樽で熟成させるアイリッシュ方式を用いているところもあるようだ。

カナディアンウイスキーの蒸溜所は、他の五大ウイスキー産地と比べると数が少なく印象が薄い。しかし、アメリカの禁酒法は、そんなカナダウイスキー業者にとっては、チャンスだった。カナダ政府が輸出を禁止しなかったため、あらゆる手段を使ってアメリカに輸出していたという。結果、アメリカ東部で大人気となる。

カナディアンウイスキーの特徴は、何といっても軽くてスッキリとした味わい。食事のときに飲んでも料理の味を邪魔せず、すっきりとした後味を味わえる。カクテルのベースに欠かせない存在でもある。スコッチやジャパニーズウイスキーとはまた違った飲み方を楽しめるウイスキーだ。

カナダの主要蒸溜所とは?

カナディアンウイスキーが造られはじめたのは1718世紀。1776年にアメリカが独立宣言をし、アメリカ東部に住んでいたイギリス系住民が独立を嫌がって、国境を越えて五大湖周辺に移住。そこで穀物を栽培。大規模な商用製粉所が発展し、ウイスキーの蒸溜へと繋がっていったそうだ。主な蒸溜所は、五大湖周辺を中心に点在しているところが多い。

アルバータ蒸溜所

北米で最大規模のライウイスキー蒸溜所。ライ麦100%はカナダでも希少でカナダの至宝ともいわている。

ギムリ蒸溜所

カナダの一大酒造メーカー「シーグラム社」によってギムリに建設されたが衰退。クラウンローヤルが有名。

カナディアンクラブ蒸溜所

カナディアンウイスキーの中で最も知名度が高い銘柄。すっきりした味わいで飲みやすく世界中にファンがいる。

キトリング・リッジ蒸溜所

フォーティークリークを開発した蒸溜所でカナディアンウイスキーの革命児と呼ばれている。

カナディアンウイスキーは カクテルに最適!

軽やかでソフトな味わいのカナディアンウイスキーは、カクテルのベースとして使われることが多い。1880年代には、アメリカ東部の人々の間で人気を博したカナディアンウイスキーを使った「ニューヨーク」など楽しみたい。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部