【世界の主要ウイスキー図鑑】アメリカンウイスキーの代表銘柄10選。香りやテイストも解説!

  • 2023.08.31

アメリカンウイスキーとは、アメリカで造られているウイスキーの総称で、主にバーボンウイスキー、ライウイスキー、コーンウイスキー、ブレンデッドウイスキー があり、特にアメリカンウイスキーの代表格といえばバーボン。トウモロコシを原料とし、スコッチやアイリッシュとはまた違った風味が魅力だ。

1.JACK DANIEL BLACK OLD NO.7(ジャック ダニエル ブラック オールドNO.7

テネシーウイスキーの代名詞であるジャック ダニエルは創始者の名前がそのまま付けられた銘柄だ。テネシーウイスキー造りの特徴であるサトウカエデの木炭でウイスキーを濾過するチャコールメローイング製法を採用。時間とコストのかかる工程のため、最近では行わない銘柄もあるが、それ故にチャコールメローイングがジャック ダニエルの風味となった。アサヒビール TEL0120-011-121

2.BLANTON(ブラントン)

唯一無二のバーボンと称される、バーボンウイスキーの代表格。約8年かけて熟成された原酒を、樽ごとにボトリングするシングルバレルバーボン。ケンタッキーダービーの騎手と馬を冠したクラシカルでプレミアム感のあるボトルデザインが魅力だ。写真はスタンダード商品で、原酒の個性はそのままに、雑味だけが取り除かれ、豊かな芳香と旨みを楽しめる。宝酒造 TEL075-241-5111

3.ELIJAH CRAIG SMALL BATCH(エライジャ・クレイグ スモールバッチ)

ケンタッキー開拓時代のプロテスタントである聖職者エライジャ・クレイグが、最初のバーボン製造者と伝えられていることからその名が付けられたバーボン。少量生産されたもので、濃厚なブラウンシュガーの甘美な味わいが魅力。バニラや甘い果実の中に、フレッシュミントの香り。スモーキーでスムースな味わいと、甘さの中にほのかに焦げた後味がある。バカルディジャパン http://www.bacardijapan.jp

4.JIM BEAM(ジム・ビーム)

1795年に設立され、7世代にわたって造られてきたジム・ビーム。秘伝のレシピと製法でバーボンを造り、さらに法律が定める2倍の期間をかけて熟成させるというこだわりを持つ。バニラとキャラメル、そしてコーンの香ばしさが漂い、甘く軽やかなキャラメルやバニラ、ほのかな樽の余韻が残る。CMでもご存じの通り、ハイボールにぴったりのウイスキー。サントリー TEL0120-139-310

5.JIM BEAM RYE(ジム・ビーム ライ)

禁酒法以前のスタイルであるライウイスキーを踏襲する形で復活したジム・ビーム ライ。ライ麦の生産量が減少の中、ライウイスキーも希少となっているが、ジム・ビームでは1945年から発売し続けている。黒コショウのようなスパイシーな味わい、そしてライウイスキー独特の風味を丸めてくれるバニラとオークがほんのり漂う香りを味わって欲しい。サントリー TEL0120-139-310

6.WOODFORD RESERVE(ウッドフォードリザーブ)

ケンタッキー州最後の蒸溜所であるウッドフォードリザーブ。石灰岩のブロックで建てられた独特の貯蔵庫を使用し、オーセンティックでゆっくりとした均一の熟成を重ねることで生まれるなめらかな味わいが特徴。アルコール度数43度のスーパープレミアムなスモールバッチ(少量生産)バーボンだ。ストレートもいいが、真価を発揮するのはカクテルにしたとき。アサヒビール TEL0120-011-121

7.EVAN WILLIAMS BLACK LABEL(エヴァン・ウィリアムス ブラックラベル)

エヴァン・ウィリアムスは、世界第2位の販売量を誇るバーボン。1783年にケンタッキー州ルイヴィルで、石灰岩から湧き出る水を発見し、最初にトウモロコシを原料としたウイスキーを造ったとされるエヴァン・ウィリアムにちなんで名付けられた。内側を焦がしたホワイトオーク樽で熟成。バニラやミントの香りに、黒砂糖やキャラメルのような味わいが特徴だ。バカルディジャパン http://www.bacardijapan.jp

8.KNOB CREEK(ノブ クリーク)

現在のボトルのデザインとは異なります

禁酒法施行以前、1蒸溜所で 1 年のうちに1シーズンだけ蒸溜したものをだけを樽詰めし4年熟成。アルコール度数50%以上でボトリングしていた。ノブ クリークはその当時の味わいを復刻した銘柄。禁酒法時代、ブーツに隠しやすい形状のフラスクボトルにお酒を入れて持ち歩いた。その形状をモチーフにデザイン。写真は9年超熟成の力強いフレーバーに、バニラの甘みとキャラメル、かすかにスモーキーと複雑な風味を楽しみたい。サントリー TEL0120-139-310

9.HENRY McKENNA(ヘンリー マッケンナ)

ヘンリーマッケンナがアイルランドの蒸溜所で働いていたときの経験を活かし、ウエイスキー造りをスタートさせた。ほとんどの工程を手作業で行っていたため一日一樽にも満たない。少量生産で手に入らないこともあり「幻のバーボン」と呼ばれるようになった。時代を超えてもその製法はかわらず、ヘンリーマッケンナの世界観を感じられる一本に仕上がっている。キリン TEL0120-111-560

10FOUR ROSES BOURBON(フォアローゼズ)

1888年に誕生したフォアローゼス。原料はコーン、ライ麦、大麦麦芽、水、酵母。中でもコーンは、5年以上にわたって契約しているインディアナ州の農家かクオリティの高いモノを厳選している。写真は最もスタンダードなもので、フルーツと花や果実を思わせる香りとなめらかな味わいが特徴。フルーツとフローラル、滑らかなスパイスとハチミツの香りが漂う。キリン TEL0120-111-560

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/別冊Lightning Vol.214「ウイスキーブック」

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