このままでもいいけど、もっとゴチャゴチャさせたい!
BEFORE
センスはいいけどかなりシンプルな見た目。このままでもいいが、もっと楽しくなるようなデザインに今回は自分でアレンジしてみた。
使う道具はこちら!
南フランスのプロヴァンス地方で生まれたペベオ社の「セタマーカー 4㎜」を使用。手描き後、自然乾燥させてから当て布をしてドライアイロンを5分かけると、洗濯も可能になる。各330円
あとはとにかく己の絵心を発揮するのみ!
アメリカ海軍らしいデザインを落書きとして入れたかったので、下書きは一切していない。失敗を恐れずに思いきって描いていくのがポイントだ。
約1時間の自然乾燥後、当て布をした状態でドライアイロンを約5分。これで洗濯しても剥がれることはないそう。
こちらが完成したチノパン。イイ感じでしょ?
AFTER
完成形がこちら。フロント、バックともにステンシルではなく、落書き風のペイントにしたことで、正統派なミリタリーテイストよりもファニーで個性的な印象に仕上がった。
チノパン特有のカチッとしたイメージを崩したく、裾はカットオフしてそのまま着用。小さな落書きはそのタイミングで手描きした。
腿裏にはインパクトのあるイラストを。正統な山羊のキャラに対し、ポパイのスカルで遊びを加えた。
両面の裾には海軍の伝統的なタトゥー柄をペイント。力加減でグラデーションもうまく再現できた。
◆
ゼロからイラストを描くのはハードルが高いが、何かステンシルが施されているアイテムやプリントのある古着に、少しアレンジを加えるのにも使えるので、ぜひ試してみて。ちなみに、Tシャツ寄せ書きも、普通のマジックよりこのアイテムを使ったほうが洗濯もできるのでおすすめです。
(出典/「Lightning 2021年4月号 Vol.324」)
Photo/A.Kuwayama 桑山章 S.Kai 甲斐俊一郎
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