【大人の趣味入門】ハイパーヨーヨー世代よ、もう一度!大人向けヨーヨーに再び夢中になる!

全員40代というLightning編集部。アラフォーからアラフィフのみなさまには我々と同じく、’70年代に流行したコカ・コーラの販促品でヨーヨーを知り、1997年に登場したハイパーヨーヨーにハマった人も多いのではないだろうか。

「最近ヨーヨーって見なくなったなぁ・・・」なんて言ってるアナタ! そんなことはございません。今でもヨーヨー人口は世界中で増え続けており、毎週新製品がリリースされている人気の高いホビーなのだ。デザインや素材も大人向けにアレンジされており、コレクターも存在しているほど。

ちょっと離れていた隙に、子どものころ遊んだヨーヨーからひと味もふた味も進化していた最新ヨーヨーの世界に、編集部のミリタリー&ホビー番長のADちゃんと一緒に足を踏み入れてみよう!

編集・AD ちゃん

ライトニングのホビー番長。ハイパーヨーヨー世代だが、実は同時期に日本に上陸したジターリングのほうに夢中になっていたとか!?

ヨーヨーは主に2種類の形状がある。ヨーヨーを紐に乗せるトリックに適した「ウイングシェイプ」(写真)。ADちゃんが上の写真でやっているようなルーピングトリックを得意とするのが、昔ながらのノーマルシェイプ

アルミ、チタン、ステンレス……質感も楽しむ大人のヨーヨー入門。

’70年代にコカ・コーラのノベルティグッズで話題となったヨーヨー。’80年代は「スケバン刑事」、’90年代ではバンダイがハイパーヨーヨーを発売。このようにヨーヨーは10年周期で大きなブームを巻き起こしている。そして現在では競技シーンが盛り上がりをみせており、全日本選手権や世界大会も行われている。そう、ヨーヨーはすでに“おもちゃ”の枠組みを超え、ひとつのカルチャーとして確立していたのである。

そこで、今回は世界中のヨーヨーを扱うプロショップ「スピンギアAKIBA店」に足を運び、最新のヨーヨーをチェックしてみることにした。

秋葉原きってのサブカルチャーのランドマーク「AKIBAカルチャーZONE」の3Fに店舗を構える「スピンギアAKIBA店」

「子供の頃にハイパーヨーヨーを体験したお客様が、もう一度やってみたいと当店に来られることが多いですね」と語るのは、スピンギアを運営する「株式会社そろはむ」代表の長谷川貴彦さん。

取材対応をしてくれたのがスピンギアを運営する「株式会社そろはむ」の代表取締役である長谷川貴彦さん。長谷川さんはヨーヨーマスターTAKAとしてヨーヨーの普及活動も行い、ヨーヨー世界大会AP部門で3度の優勝という偉業を達成。日本人初となるヨーヨーマスターの称号を得た。日本を代表するヨーヨー界のレジェンドのひとり

「素材もポリカーボネート以外に、アルミ削り出しのものやステンレス、さらにはチタンも。中でもアルミ削り出しのヨーヨーは少数ロットのものが多く、毎週のように新製品が発表されているので、コレクターの方でも全種類を追いかけるのは不可能という状況です。ですので『チタン製のヨーヨーだけ』とか、テーマを決めて収集されているようです」

カラフルなアルマイトや金属の質感など、大人の物欲を刺激するには十分すぎる魅力をもつヨーヨー。現在は30代ヨーヨー世代が盛り上がっているとのこと。新たなヨーヨーブームが沸き起こる予感!

編集・ADちゃんが潜入!「スピンギア」で好みのヨーヨーを探してみた。

店頭在庫数は300種類以上! 入門用のヨーヨーから特殊な鋼材を使用したハイエンドなもの、限定品やデッドストック、そしてけん玉やディアボロ(ジャグリングの一種)といったスキルトイまで取り扱う

名実ともにナンバー1であるヨーヨー専門店「スピンギアAKIBA店」は、1000円以内で購入できるものから1万円以上のものまで豊富にラインナップ。もちろんADちゃんの大好物であるアメリカ産やレアな限定品などもある。さっそく自分好みのヨーヨーを、宝探しの感覚で選んでみることにした。

まずは、コカ・コーラからスケバン刑事まで懐かしのヨーヨーをチェック!

お久しぶりのヨーヨーということで、「スピンギア」のショップ入口のショーケースに並ぶ懐かしのアイテムを物色。’70年代のコカ・コーラの販促品や各企業のノベルティ品など、貴重なヴィンテージヨーヨーが展示されているが、こちらは非売品。

日本のヨーヨーブームの火付け役といっても過言ではない「スケバン刑事」のヨーヨー(非売品)も

入門者からベテランまで対応! 使われている多種多様な素材をチェック!

初めてのヨーヨーとして最適なスピンギアのオリジナルヨーヨー「スピンガジェット」シリーズ。メタルヨーヨーの入門に最適なアルミニウム合金製の「メタルスピンガジェット」もラインナップ。

素材にはなんとチタン製のものもある(右)。スプラッシュと呼ばれる派手なグラフィックも人気(中)。多色使いのカラフルなアルマイト仕上げは中国メーカーの得意とするところ(左)。

押さえておきたい注目の2大アメリカン・ブランド。

アメリカン・ブランドの代表が「DUNCAN(ダンカン)」と「ヨーヨーファクトリー」。この二つはコカ・コーラとペプシのような関係で、特にダンカンはアメリカ人なら誰でも知っているほどの知名度をもつ。

今でもコカ・コーラは人気のアイテム。コレクションしたくなるライセンスものも。

見た瞬間に手にしてしまった「YOMEGA」のスターウォーズもの。こちらは北米限定ライセンス商品で国内では入手困難なレア物。ヨーヨーの裏面にはスターウォーズのロゴが入っているのがうれしい。

ヨーヨーといえばコカ・コーラは外せない。最新のデザインのものからヴィンテージロゴまで勢ぞろい。ちなみにコカ・コーラのロゴ入りヨーヨーは、今後は入手不可能になるとのウワサも……!?

ADちゃんが決めたヨーヨーは歯医者さんが作った「シルバーバレット」!

36年前にサンフランシスコの歯科医が作った世界初のベアリング入りヨーヨー「シルバーバレット」。その復刻盤がコレ。ちなみに箱に描かれている怪しい(?)人物が開発者である歯科医のトム・クーンさん。ちなみに少ロット品なので欲しい人は急ぐべし。

「スピンギア」はヨーヨーだけでなく大人が夢中になるスキルトイの宝庫!

けん玉や投げ独楽といった上達を楽しむホビーを「スキルトイ」と呼ぶ。スピンギアはこれらスキルトイもプッシュしており、なんと懐かしのジターリングも! 実はADちゃんは少年の頃にジターリングに夢中だったこともありご覧の通り。

ちゃんと体が覚えていたようで、ご満悦の様子。

けん玉も豊富に揃う。山形工房などの日本のブランドはもちろんのこと、デンマークの「KROM」や米国ミネソタ州の「SWEETS」といった海外ブランドの製品もラインナップ! どれもカラフルでオシャレな雰囲気が特徴だ。

あの頃ハマったおもちゃに再びハマるのもなかなか面白いもの。家族に自慢の技を見せつければ、見直されちゃうかも?

【問い合わせ】
スピンギアAKIBA店
TEL03-6206-4200
東京都千代田区外神田1-7 AKIBAカルチャーZONE3F
http://spingear.jp/index.php

(出典/「Lightning 2021年2月号 Vol.322」)