初心者OK! 立てかけるだけ、 引っ掛けるだけ 超シンプルなラックをDIY!

  • 2021.10.21  2021.06.23

収納はほしいけれど、棚を置いて部屋が狭くなるのはイヤ。その気持ちよくわかります。そんなあまりスペースを取りたくない人におすすめなのが、今回作るラダーラック。壁に立てかける“ハシゴ”タイプのラックで、洋服やタオルなどをかけるだけの、いわゆる“見せる収納”だ。1×2材と丸棒のみで構成できるので、制作も簡単だし、使うときも使わないときも壁に立てかけておけば、それだけで成立するシンプルなおしゃれさがある。なにより軽量なので持ち運びしやすいのもメリットといえるだろう。

  • 【仕様】
    ■サイズ/約W1828.8(6ft)×H910×D37㎜
    ■所要時間/約2時間
    ■材料費目安/約4000円(購入先によって金額は変わります)
    ■難易度/★☆☆☆☆

作り方は簡単。気を付けるべき工程をあえて挙げるとすれば、木材に穴を開けることのみ。この工程以外であれば小さな子どもも一緒に作ることができる。今回はワトコオイルでヴィンテージ風に仕上げているが、部屋の雰囲気によって色を変えたり、あえて無垢の状態で使うのもアリだ。サイズを変えて様々な場所で使ってみよう。

【今回教えてくれた先生は……】
DIYer(s) http://diyers.co.jp
DIYに特化したWEBサービス「DIYer (s)」。ショップの紹介やオリジナルDIYレシピを世界に発信&アーカイブしている。またDIYを通して暮らしを豊かにし、モノの価値を見直すことを提案。

まずは、準備するものをご紹介。

1×2材と丸棒材

長さ6ft(1828.8㎜)の1×2材を2本と、直径15㎜・長さ910㎜の丸棒を5本。基本的な材料はこれのみ。

ワトコオイル

木材をヴィンテージ風にするオイルフィニッシュ。様々なカラーがあるが、今回はエボニーを使用。ハケとウエスも準備を。

木工用接着剤

1×2材と丸棒を接着するためのセメダイン。写真は接着スピードは木工ボンドの約2倍で耐久性も高い。

今回使った道具はこちら!

穴あけビット

丸棒を1×2材に装着する際に穴を開けて丸棒を差し込む。これはその穴を開けるときに、マルチツールボディに装着して使用。

充電式インパクトドライバー

Lightningでも頻繁に登場する充電式インパクトドライバー。握りやすく狙いやすいので正確にビスを打ち込める。

コードレスマルチサンダー

表面をサンディングするために使用。アイロン型のサンディングプレートを採用しているので、細かな部分のサンディングにも重宝する。

このほかゴムハンマーを用意しよう。

早速やってみよう! 古材風テイストに仕上げよう。

1.サンディングする。

丸棒と1×2材にサンダーをかけて、表面を滑らかにする。サンディングすると、オイルやワックスも染み込みやすくなる。

2.オイルを塗布。

すべての木材をサンディングしたら、ワトコオイルをまんべんなく塗っていく。塗りムラにならないように注意しよう。

3.乾かして余分な油を拭き取る。

ワトコオイルを塗り終わったら乾かす。その時間はだいたい1時間くらい。乾いたらウエスや布で余分な油を拭き取る。

4.丸棒を差し込む位置を決める。

1×2材に丸棒を差し込む穴の場所を決める。まず上から10㎝、次の段から31.7㎝間隔で印をつけていく。

5.穴を開けていく。

直径15㎜の穴あけビットで印を付けたところに穴を開けていく。

このとき2本の1×2材を重ねて穴を開けると、組み立てるときにズレずに丸棒を装着できる。穴は貫通させる。

6.接着剤を塗る。

穴にセメダインを塗る。全面に塗らなくても丸棒を差すときに伸びるので、少量を回し入れるだけでOK。

7.丸棒をはめ込む。

すべての穴にセメダインを塗ったら、丸棒を穴にはめ込んでいく。

サイズが大きいので、2人で作業をした方が効率よく組み立てられる。

8.ハンマーでしっかり接合させる。

丸棒を差し込んだら、1×2材の外側からゴムハンマーで叩いてしっかり固定させる。これで出来上がり!

完成!

シンプルなのにその用途はさまざま。いくつか作って活用してみてはいかがだろうか?

(出典/「Lightning 2019年4月号 Vol.300」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

Lightning, CLUTCH Magazine, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

ランボルギーニ三浦

Lightning

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

杉村 貴行

2nd(セカンド)

ブランドディレクター

杉村 貴行

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部