3ページ目 - 歴代モデルが集結! リーバイス LEVI’S 501から、ジーンズの歴史をひも解こう。

【〜1944年】赤タブがバックポケットに。

1936年からバックポケットに赤タブが付けられる。まだシンチバックも残るが、使うことは少なくなった。

リーバイスを象徴するディテールの一つがこの赤タブ。まだ片面だけに刺しゅうが施されている。

バックポケットの端に打ち込まれていたリベットは、デニムの裏側に隠して打たれた通称“隠しリベット”に。

第二次世界大戦の物資規制によって糸を制限されたため、やむを得ずペンキでステッチを施した。

戦時下だけの特別な仕様のものがこちら!

シンチバックも無駄なパーツとして省かれたことで、現在の5ポケットジーンズの姿になった。

コインポケットのリベットも省略。大戦モデルを代表するディテールの一つだが、稀にリベットのある場合も。

【〜1966年】戦後、アーキュエイトステッチが復活。

世界大戦が終了してアーキュエイトステッチが戻った最初のモデルが、通称47モデルと言われるこのモデル。パッチが細かく変化していった時代でもある。変遷を見ていこう。

1955年

パッチの素材が革から紙に変更された。革が取れやすかったためだが、実際は紙も硬化して割れてしまう。

1964年

パッチの中から「EVERY GARMENT GUARANTEED」の文字が消える。これが通称ギャラなしと呼ぶ。

1966年

1967年

2つとも、パッチから「XX」の表記が消えた直後に短期間だけ作られていた希少なモデル。生産管理のためだとか。

1971年

完全に小文字だけの表記になったモデル。しかしこの時期にもXX時代と同じ大きな字体のものが存在する。

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ランボルギーニ三浦
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ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
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