ついに出会えた、インナーTシャツの最適解。

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 今回は、「先日、秩父の山奥で遭難しました。21時まで山から出ることができず、もしクマやイノシシと遭遇していたら命はなかったかも。改めて生きる喜びを感じた一夜でした」と語る若手編集・みなみ 188がお届け!

Yonetomi 3PACK T-SHIRTS

暑い日々が続きますね。ボクの持論では、コーディネイトの醍醐味は“重ね着”にあるのですが、もはやそんなことが言っていられる気温ではありません。

この時期のトップスはもっぱらシャツ一枚となるのですが、そんな時に欠かせないのがインナーTシャツ。

そろそろ今年も新調せねば、と思っていた矢先に出会ったのがこの「ヨネトミ」の[3パックTシャツ]でした。このパックTはただのパックTではなくて、「天気や気温に合わせて素材を楽しめるように」と、3枚それぞれが異なる素材で作られているんです!

肌触りが良く、吸湿性に優れるコットン100%、ドライな質感と速乾性に優れるポリエステル100%、そして肌触りが良く、吸水速乾性に優れるという2つの“良いとこどり”なコットン50% ポリエステル50%の3素材。国内屈指のニットメーカーとして名を馳せる「ヨネトミ」らしく、「ニットの中に着るTシャツ」を想定して作られたものですが、もちろんシャツやスウェットなど様々なアイテムのインナーとして重宝します。

サイジングも身幅や袖周りもコンパクトに設計されていて、着丈もちょうど良く、決してメインのトップスの邪魔をしません。そして、着心地も最高! まさに“名バイプレーヤー”なパックTシャツ、これは何枚あっても困りません!

ひとつで3つの素材が楽しむことができる特別なパックTシャツ。気温や季節の変化の予測が難しいいまの時代に適したコットン100%、ポリエステル100%、コットン50% ポリエステル50%の3種類が入っており、その日の天気や気温に合わせて選ぶことができる。サイジングは主張しすぎないシンプルな設計で、着丈はタックインしてもタックアウトしてもちょうど良いバランス。2万2000円(Yonetomi STORE TEL023-664-8165 www.yonetomistore.jp/)

3素材ともにデザインは同一だが、アイロンネームの色でどの素材か識別できる仕様になっている。ネックの詰まり具合も絶妙。

生地は国内生産、完全別注にて製作。ハイゲージの編み機で細番手の糸を度目を詰めて編み込んでおり、透けにくい仕様に。

パックTシャツの楽しみのひとつがパッケージデザイン。3色のアイロンネームのカラーのラインが入った可愛らしいデザインが◎。

ホワイトに加えてブラックも展開。個人的には、王道のアメリカンスタイルにはホワイト、モダンなコーディネイトにはブラックを。

(出典/「Lightning 2025年9月号 Vol.377」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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