自社スタジオにて物撮り中、ふと、アメリカンカルチャーにハマるきっかけになった映画の話が出た。雑誌Lightningのディレクターであるラーメン小池は『スタンドバイミー』、モヒカン小川は『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』だという。私(ADちゃん)にとってのアメリカンカルチャーを意識させられたのはシチュエーション・コメディだった。『ファミリータイズ』、『フルハウス』、『ブロッサム』……。それらの劇中に、友人などが人の家の冷蔵庫を開け、勝手に飲み物を飲むシーンがよく描かれるが、そんなゆるい(?)コミュニケーションを行う米国人の生活様式に衝撃を受けた(笑)。
で、最近ハマっているのは『ビッグバンセオリー』と言うシチュエーション・コメディ。登場人物は超オタク。でも全員、超一流の科学者やエンジニアだ。主役となる2人の科学者がいるのだが、彼らのIQは合わせて360という超天才。彼らの常識から外れた言動や行動が織り成すドラマが面白い。アマゾンプライムに入っている読者諸君にはぜひ見てもらいたい。
CLUCT×STAND BY ME コラボスウェット

そして毎回ドラマには、様々な有名人がゲストで登場する。天才物理学者の故ホーキング博士や、スタートレックのジョージ・タケイとか。そうそう、今回の話にリンクする意外な人物も。彼の名はウィル・ウィトン。『スタンドバイミー』の主役を演じた俳優だ。そんな『ビッグバンセオリー』を見まくっていたタイミングで出会ったアイテムを今回紹介したい。クラクトと『スタンドバイミー』がコラボしたウエアだ。これもシンクロニシティ(意味のある偶然の一致、共時性という)がなせる業。
『スタンドバイミー』の劇場公開用ポスターに書かれた文章が背面にプリントされる。あー、チェリー味のペッズが食べたくなってきた(笑)。
ロングスリーブの片面には、スタンドバイミーのタイトルがデザインされる。ノスタルジアを感じさせる、旧きよき字面が素敵である。フロントのプリントを眺めていると、小さな頃、彼らのように木の上に秘密基地を作りたかったなぁ、なんて思っちゃう。ちなみに右から2番目の人物がウィル・ウィトンだ。
同デザインは、Tシャツでも展開される。ロンTもいいけど、Tシャツもいいなぁ、と迷った方は両方購入をオススメします。6000円+税
今秋はこれでオシャレを楽しもうかな。
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※掲載情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2019年11月号」)