自身の気分や感覚で、たとえ王道でなくても手に入れる。
1940s Vintage Kids Jacket
サイズ感やコンディション、それに実用性などよりも、全面に様々なイラストがプリントされているデザインだけで手に入れた。フロントにはボタンも存在せず、ウエストベルトだけで着用するという仕様で、襟も変形デザイン。いったい何のためのジャケットなのかは不明。だた、ひとつひとつのプリントを眺めながらそのすばらしさを実感している。
MANCRAFT Embroidery Jacket
レーヨン100%でリバーシブル仕様になっていないという1枚仕立てのスカジャン。2~3年前に古着のファティーグパンツに合わせてよく着ていたモノで、何と言っても鮮やかな色味がすばらしい。デザインは胸には刺しゅうは無く、背中にネイティブアメリカンの顔が入るのみという変わり種。「最終的にどうしたかったの?」という下手ウマな絵柄もお気に入り。年代は不明だが、1950年代以前のジャケットではないかと。
1930s Unknown Work Pants
当時、建物の断熱材代わりに壁のなかに敷き詰められていて、解体時にボロボロの状態で発掘されたというワークパンツ。札幌の古着店Pale Faceで見つけ、それを盟友ジップ・スティーブンソンに頼んでハンドステッチでリペアしてもらった。戦前の衣類に見られたすべて本縫い(一本針)による縫製で、今のスティーブンソン・オーバーオールの定番デニムのヒントになった1本。
1930s White King Soap Dispenser
ずいぶん前にローズボウル・フリーマーケットで手に入れたアンティークのソープ・ディスペンサー。当時は粉状の洗濯石けんを中に入れて使われていたようで、実際に試すと現代の粉石けんでは粒子が細かすぎて使えず、液体石けんでもこれまたうまく使えないということが手に入れてから発覚する。結局本来の使い方はいまだできずに今はインテリアという余生を過ごしている。ブルーがかったガラスが美しい。
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