【浅草靴職人の愛用靴】かつてのゴールドラッシュ時代のホーボースタイルをイメージした「MAKERS」手嶋 慎さんのHORSE SINGLE

  • 2024.06.04

現在も下町風情が残され、東京随一の観光名所として名高い台東区浅草。旧くから履物文化が栄え、靴職人が多く誕生したと言われている。そんな浅草靴職人である「MAKERS」手嶋 慎さんの愛用靴は? 見せてもらった。

早々にヘコたれないタフなシューズ。

「MAKERS」手嶋 慎さん|2009年にMAKERSを設立。一貫して自社工房で生産され、そのクオリティには定評がある。シューズ製作を手掛ける傍ら、クルマ、自転車を趣味とし趣味人としても知られる。https://maker-s.jp

1800年代中期から末期にアメリカ西部で起きたゴールドラッシュ期のホーボースタイルを意識して製作したというホースシングル。ライニングなしの1枚革を採用し、先芯なし、ノーメンテでこの風合いとなった。

「作ったのは10年ほど前。実際に履いていたのは5年前後かと思います。この靴で雨の日も風の日もどんな時も毎日履いていましたね。メインテナンスは全くしていません。雨に濡れて、乾いて、また濡れて乾いてのループ。湿気と乾燥を繰り返さないとこの風合いは出ないですね」

マテリアルにはホースバットと呼ばれる馬の尻の革を採用。アンライニングの靴であるため、3.2ミリという通常よりも厚めの革ではあるが、ライニングをつけた革とあまり大差はないという。

「素材で見ると厚めで馴染みにくく、履きづらいのいでは? と思うかもしれませんが、一枚革なので想像以上に足への馴染みは良いんです。この靴のテーマはヘコたれない靴でしたから、結果として成功ですかね。かなりハードに履き続けて、こんな風合いになりましたがヘコたれていませんからね」

10年ほど前に作ったモデルでホースバットと呼ばれる馬尻の革を1枚仕立てで製作したオックスフォードシューズ。革は通常よりも厚めの3.2㎜を採用しているが、アンライニングである分、足馴染みが良いシューズとして長く愛用している。現在も継続して製作。

(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部