デニムを知り尽くしたからこそできる、気負わない自然なスタイル。
上下デニムの色を揃える王道な着こなしを理解した上で、あえて上下デニムの色にコントラストを付けたセットアップに1940年代のウールリッチのベストをレイヤードスタイルで見せてくれた藤木氏。ヴィンテージウエアの豊富な知識とデニムの着こなしを知り尽くした配色の工夫や細かなコーディネイト術、気張らない自然なスタイルは参考にしたい。
藤木将己さんの愛用品を紹介。
フロントポケットのフラップをインして着用するのが藤木さん流。スリーブ部分のヴィンテージ顔負けの色落ちはWAREHOUSEならでは。
TART OPTICALのラインナップの中でも1番有名なモデルであるARを愛用。その他、ヴィンテージのアイウエアなど複数本所有している。
WAREHOUSEがブランド設立20周年記念時に製作したバックポケットにスターステッチが施されたジーンズ。約10年前のモデルだが実際に穿き込んでエンジングさせたのは2〜3年ほど。
メキシコ軍で採用されたこともあるNavarro Brothersのジョッパーブーツ。1970年代前後に作られたもので、丁寧な作りに惚れてデッドストックで購入。
今季の新作であるシャツはドビー織でストライプを表現。1900年代前後のシャツをモチーフとしたアイテムで凹凸のある生地の質感が魅力。
同年代のストアブランドのカタログに比べグラフィックが大きくレイアウトが秀逸。1940年代中期のモンゴメリーワードのカタログはお気に入り。
(出典/「CLUTCH2024年5月号 Vol.95」)
Photo by Takeru Sugiho 杉保毅留 Text by Tamaki Itakura 板倉環
関連する記事
-
- 2024.08.07
ミリタリー感とテーラーメイド感が交錯する「ウエアハウス」のWPAもの。
-
- 2024.07.02
デニム大国と言わしめる日本の誇り。WAREHAOUSE(ウエアハウスカンパニー)
-
- 2024.06.16
唯一無二の存在感を放つ「ウエアハウス」の“ベスト”なレザーコート
-
- 2024.02.19
初期のCCCジャケットを忠実に復刻。「ウエアハウス」のウールジャケット。