TRIUMPH RIOTに集結! トライアンフラヴァーたちの愛車図鑑。

  • 2022.08.24

2年ぶりに開催された日本最大級のトライアンフ乗りのミーティングイベント、TRIUMPH RIOTにて約300台のヴィンテージトライアンフが大集結。そこで、会場内で見つけたこだわりの強いオーナーと愛車を紹介する。ストックからチョッパー、トラッカーなどのカスタムまで網羅するトライアンフラヴァースタイル集。

スタイルを問わずトライアンフ乗りが富士の麓に集う1日。

北は北海道、南は九州まで、全国のトライアンフ乗りが集った。自走参加者が圧倒的な多いのでリアルなヴィンテージトライアンフの姿を見ることができる

5月29日、トライアンフの祭典、〝トライアンフライオット〞が3年ぶりに開催された。’80年代までのヴィンテージトライアンフをメインに捉えたミーティングで、第9回目となる今回はヴィンテージトライアンフが約300台、それ以外のバイクが約150台集結。

主催者は以前本誌でも紹介したトライアンファーの名で知られるKAZさん。つまり、ショップでもメーカーでもなく、いちトライアンフ乗りが、トライアンフ乗りの交流の場を作る目的で始めたイベントだ。そして、その狙い通り、ここで確かにトライアンフ乗りの輪が広がっている様子が見えた。

トライアンフライオットは年式以外のレギュレーションが存在しないミーティング。ヴィンテージトライアンフはメインの展示スペースに並べられるが、事前エントリーはなく、当日来て愛車を並べて、帰りたい時に帰ってよし。スタイルの縛りもなく様々なトライアンフと出逢える

コンテンツは実にシンプル。富士山の麓にある広々としたパーキングに展示スペースが用意され、そこにジャンルを問わず、来場者のヴィンテージトライアンフが並べられる。300台ものヴィンテージトライアンフが一堂に介するイベントは日本全国でも間違いなくこのイベントだけ。そこで、今回はオーナーと愛車のスナップを行ったので、トライアンフのスタイルと同時にオーナーのファッションなどにも注目してみてほしい。

ちなみに、トライアンフライオットは第10回が最終回。まだ日時は未定だが、次はキャンプミーティングを計画しているようなので、トライアンフに興味がある人は次回開催を楽しみに待つべし。

トライアンフラヴァーの愛車拝見!

1958 Triumph TR6|Tsutomu Ono

3台のトライアンフを所有するプライベーターの小野さんだが、当日は親交の深い前オーナーがレーサーに仕上げたTR6でエントリー。心臓部にオートレース用のクランクやレース用のヘッドを備えたホットな1台。今年の千里浜はこのマシンの参戦を目論んでいるようだ。

1952 Triumph 6T|Knuckle

ピンストライプやエアブラシ、スカルプチャーなどを手がける多彩なアーティストLittle Chop Design のKnuckleさんの愛車は、当時アメリカ市場を意識して開発されたサンダーバード。フューエルタンクとオイルタンクは’50年のパーツを装着している。

1971 Triumph T120R|Sho Yokota

‘71年以降のオイルインフレームは一般的にカスタムベースとしては不人気だが、ニッケルメッキを施すことでレーシーなルックスに生まれ変わったリバタリアのセンスが光る1台。そのスタイルは飾りではなく、オーナーはこのマシンで草レースも楽しんでいるようだ。

1969 Triumph T100|Kousuke Kumagai

トライアンフをメインに扱い、レーシーなカスタムを得意とする茨城県のカスタムショップSTANDYの代表熊谷さん。ダートレースを想定してビルドしたマシンであり、これからエンジンのレースチューンを施し、今年の千里浜サンドフラッツを目指しているのだとか。

1967 Triumph TR6|First Kicky

埼玉県のタトゥーアーティスト、First Kickyは、マックイーンのデザートレーサーがモチーフのフラットフェンダーを装備するUS流儀のストリートスクランブラーで自走エントリー。心臓部にマニア垂涎の’60sレーシングパーツARDマグニートを装備したツボを抑えたスタイル。

1940s Triumph 5T|Toshiya Imazu

当時モノのブルーのフレークペイントやステッカーが残るファイバータンクが目を惹くコンパクトなダートスタイル。無駄を削ぎ落とした軽快な装備に加え、エンジンは川崎のDOCKLANDSによって6Tのヘッドを採用したチューンが施されている。

1958 Triumph T110|Yoshiki Murakami

北海道のアンティークショップ、フィラメントのオーナーである村上さんは、今回がTRIUMPHRIOT 初エントリー。愛車のT110ベースのコンパクトなオールドスクールチョッパーは、’70sのヴィンテージパーツに
こだわり、自らカスタムビルドを手掛けている。

1969 Triumph T120|Jiro

ドラッグレースや千里浜サンドフラッツに出場するオーナーに合わせてENJOY MOTORSが走行性ありきでビルドしたT120。エンジンはT140の腰上をスワップし、5速ミッションをインストール。そしてフォークはセリアーニ・オールドGPを据えた隙のないカスタムだ。

(出典/「CLUTCH2022年8月号 Vol.86」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部