東京・神田の男前なバーバー「BARBER KAMITO」に潜入!

  • 2022.04.05

感度の高い人が集う場所として徐々に認知されるようになってきたバーバー。東京だけでなく、日本の主要都市、さらにはニューヨーク、ロンドンでも例外ではない。もはやバーバーは、月に1度、整髪をする場所としての機能以上にライフスタイルを豊かにする場所となっているのでは。ここではスタイルのあるオーナーに目を向ける。

ヴィンテージ特有の趣のある佇まいが好きです。

「BARBER KAMITO」村上隼さん|東京・蒲田の銘店として知られる「アドバンストヘアーナカタニ」で長年修行を積み、2008年に神田にて独立。ショップの内装などもすべて村上氏がプロデュースしている

物心ついた頃から地元のバーバーで髪を切っていた村上さん。彼が将来的にバーバーを目指すと決めたのは、意外と早かったという。初めて他人の髪にハサミを入れたのは、13歳の頃。もちろん、学校の義務教育で学ぶことではなく、ハサミやコームの使いかたなど、見よう見まね。徐々に上達することに成功し、友人たちの髪を切るなど、独学で理髪術を磨いた高校卒業後、中央理容美容専門学校へ。

「専門学校は、高校時代に比べると、わりと真面目に通ったほうだと思います。同時にファッションに興味を持ち始めたとき古着が盛り上がっていましたね。デニムとかブーツとかヴィンテージを買っていました」

当時着用していたヴィンテージ類は、ほぼ後輩たちに譲ってしまったというが、いまでも旧いもののほうが好きで、なかには買い直しているものもあるとか。

「決してヴィンテージに固執しているわけではありませんが、モノ自体に趣のある佇まいがあったり、ヴィンテージ特有の形や、フォルムに惹かれるんだと思います」

ヴィンテージ感が心地よい、インテリアと道具。

壁面にはシザーやコームといったバーバーの道具が描かれたアンティークのサインボードが飾られそれを照らす照明もアンティーク。

バーバー定番の回転椅子は、定番のタカラベルモントのものだが、座面をチェスターフィールドソファのようにレザーと鋲でカスタム。

ヴィンテージのドライヤーをモチーフに、ロイヤルナイトがプロデュースするレトロなヘアドライヤー。ヴィンテージ空間にぴったり。

高級革のブライドルレザー製のシザーケースは、バッグや小物を得意とするSLOWとKAMITOのコラボ製品。現在はコードバンで製作中。

「KAMITO」村上さんのライフスタイルもチェック!

購入して2年ほどだという村上さんの愛車は、LAND LOVER社が誇るタフな四輪駆動車、DEFENDER。現在の新型が登場する前のいわゆる最終モデルで、昔ながらのフェイスがお気に入り。

1937年式のTriumph 5T スピードツインは、第二次世界大戦以前のモデルで世界でも超希少な1台。イギリス本国にて、親子3代に渡り大切に乗り継がれてきたコンディション抜群の個体。

お気に入りの腕時計。ROLEXのGMT-MASTER(1960年)とEXPLOLERⅠ(1964年)。いずれも人気急上昇中のスポーツモデル。

ごま塩の愛称で親しまれるBrown’s BEACH JACKETのジャケットとベストは1950年代のもの。ヴィンテージ特有の風合いが好き。

美しいワークブーツの筆頭格でもあるWHITE’S BOOTSのセミドレスは、STUMPTOWNにてコードバンでオーダーした贅沢な1足。

シルバーとゴールドのコンビデザインが気に入って、思わず大人買いをしてしまったというSANTASSÉのバングルとリングは自身の定番。

【DATA】
BARBER KAMITO
東京都千代田区内神田2丁目6-8関野ビル1F
Tel.03 6874 8318
営業/10:30~20:00
instagram:kamito_hayato

(出典/「CLUTCH2022年2月号 Vol.83」)

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