ORIENTAL(オリエンタル) Since2016, Japan|“履き心地”にこだわったベーシックなレザーシューズ。
奈良県にて1947年に創業したファクトリーが2016年に立ち上げたオリジナルブランド。「革靴をもっと日常に」をコンセプトに、伝統的な製法とスタイルを継承しつつも、素材の選定や木型にこだわることで、履き続けても苦痛にならないコンフォートな履き心地を実現している。
Out of Trad (アウト オブ トラッド) Since 2023, Japan|着こなしの幅を広げてくれる“変化球的”トラッド。
“トラッドの外側”を意味するブランド名の通り、トラッドをより自由に解釈。肩パッドを入れることであえて構築的に設計されたブレザーやドレス地のウエスタンシャツは、いままでにない着こなしを可能とする。
OUTDOOR PRODUCTS (アウトドア プロダクツ) Since1973, U.S.A.|大学生協でも販売されたアイビーの定番バッグ。
「アウトドア愛好家に好まれる日用品を作りたい」という思いから誕生。アイビーリーグを含む全米の大学生協で販売されていたという事実が物語る通り、アイビー御用達ブランドであり、アメトラスタイルと好相性だ。
アイビースタイルの定番バックパックといえる[デイパック]。ミニマムなデザインと豊富なカラーバリエーションからトラッド好きの支持を集める。
Patagonia (パタゴニア) Since1973, U.S.A.|数々の名作を生み出した比類なきアウトドアブランド。
クライミングウエアを販売する「シュイナード・イクイップメント」が前身。その後ウエアの製作にも着手し、オーガニックコットンへの全面切り替えなど、いち早く環境問題への取り組みを開始した。レトロな配色のフリースジャケットやダウンパーカなどファッション的名作も多数。
滑らかで速乾性に優れるポリエステル素材のシンチラ・フリースに、4つのスナップボタンがついたプルオーバータイプの通称“シンチラ スナップT”が代表アイテムのひとつ。古着市場でも人気を誇る。
Paul Stuart (ポール スチュアート) Since1938, U.S.A.|エレガンス溢れる高級紳士服ブランド。
ニューヨークにて創業した高級紳士服ブランド。英国サヴィル・ロウの伝統を当時の視点から解釈した上質なアイテムを展開。2019年秋からは鴨志田康人氏を日本におけるディレクターに迎え、リニューアルした。
PENDLETON (ペンドルトン) Since1863, U.S.A.|ウールシャツといえばこのブランド。
オレゴン州にて創業した旧きよきアメリカンライフスタイルブランド。軽量でありながら温かみのある、ネイティブ柄のウールブランケットやウールシャツがブランドを代表するアイテムだ。第2次世界大戦中にはアメリカ軍の軍服やブランケット、寝袋を製造したという実績を持つ。
Pherrow’s (フェローズ) Since1991, Japan|旧きよきアメリカ服をモダンにアップデート。
ワークやミリタリーなどのヴィンテージをベースに、サイジングやディテールを現代的にアップデートしたモノづくりに定評。ロングセラーである定番のミリタリーチノに加え、シアサッカーのジャケットやBDシャツなどアメトラスタイルと親和性の高いアイテムも製作している。
アメリカ陸軍の通称[M‒41]カーキをベースとしたコットンチノ。1万6280円(フェローズ TEL03‒5725‒9577)
POLO Ralph Lauren (ポロ ラルフローレン) Since1967, U.S.A.|世のトラッドマンを虜にするキング・オブ・アメリカントラッド。
「ブルックス ブラザーズ」のセールスマンやネクタイメーカーのデザイナーを経てラルフ・ローレン氏が設立。タイのコレクションから始まり、翌年1968年にフルコレクションを発表。いまや誰もが知る世界的トラッドブランドとなった。
フロント2つボタン、袖は4つボタンの米国的でないややドレッシーなブレザーやアイコニックなポニー刺繍を配したBDシャツなど、名作を挙げればキリがない。
Pt.Alfred (ピーティー アルフレッド) Since1990, Japan|恵比寿の名トラッドショップはオリジナルも充実。
ドレスからカジュアルまで様々な種類のチノパンを中心にテーラードジャケットやBDシャツなどのまさに“アメトラ”なアイテムを展開する。同ブランドのアイテムに加えて世界各国の良品をセレクトした東京・恵比寿の直営店「Pt.アルフレッド」は今年で30周年を迎える。
QUODDY (クオディ) Since Early 1900s, U.S.A.|旧きよき製法を守り続ける老舗ファクトリー。
ブランド創業当初から、ブランド消滅の危機や買収などの紆余曲折を経て、100年以上の歴史を刻んできたヘリテージブランド。現在は、メイン州を拠点とする「コール・ハーン」の工場であった建物を活かし、大型の機械を使用せず、わずか20名の職人のみで製作している。「快適な靴を作る」という使命とともに、ハンドソーンという昔ながらの製法を守り続けている。
(出典/「2nd 2024年11月号 Vol.208」)
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