2nd編集部が読者におすすめしたい、冬の新作アイテム4選。

  • 2024.01.15

毎月数多のブランド、ショップを訪問、取材している2nd編集部。膨大なアイテムに出会い、その中から特にこの冬に推したい新作4品をセレクト。冬に活躍しそうなフライトジャケット、ニット、リバーシブルコート、ブーツをお見逃しなく。

1.「シンヤ ノモト」のヴィンテージカウチンセーター×マウンテンホースハイドジャケット|異なるアイテムを再構築した男心をくすぐる極上の一着

高校卒業後、独学で服作りのノウハウを習得したデザイナーの野本真也氏が1995年に立ち上げたブランド「シンヤ ノモト」。英国のトラディショナルなアイテムに、独自のエッセンスを加えたデザインが特徴的な同ブランドと、世界各国から厳選された良品を揃える「メイデンズショップ」によるインパクト抜群のジャケットがリリースされた。

ボディには世界的に減少傾向にあるヴィンテージカウチンを贅沢に使用し、袖、襟、裾は米国空軍のB-3フライトジャケットと同仕様。2つの異なるアイテムを再構築したそのルックスは、僕たちの男心を刺激する。さらに、裏地には米国から取り寄せたリップストップナイロン、チンストラップには英国製の動物ボタンを使用するなど、細部にまでこだわりが。武骨でありながら上品さも兼ね備えた極上の1着に是非とも袖を通していただきたい。28万6000円(ザストアバイメイデンズTEL03-5410-1777)

2.「ディーシーホワイト」のアイビークルーネックカシミヤセーター|現代のトラッドブランドが作るひと味違うクルーネックセーター

アメリカ東海岸を発祥とするアイビースタイルをモダナイズする現代のトラッドブランド「ディーシーホワイト」のクルーネックセーターは他とはひと味違う。まず目を引くのは襟下のVガゼット。生地の縮み防止や汗止めのために取り付けられた意匠として、ヴィンテージスウェットなどによくみられるディテールだ。

さらに脇下のサイドパネルやラグランスリーブなど、ヴィンテージスウェットの仕様を多数サンプリング。襟型はクルーネックとモックネックの中間のようなコンパクトな仕様で、ルーズに見えないように首にしっかりと沿ったサイジングに。

某アメリカ老舗メゾンのニットなども手掛けていた香港のヤーンメーカー「UPW社」のピュアカシミヤを贅沢に使用しており、保温性と耐久性も申し分ない。ジェンダーレスなデザインで男女問わず着られるのも嬉しいポイントだ。4万2900円(ステイ オア ゴーTEL03-6447-5095)

3.「アーミーツイル」のブロークンツイルリバーシブルコート|50年代のミリタリーを再構築した未来のヴィンテージ

武骨なオリーブカラーながらも柔らかい雰囲気を纏うこのコートは、フリースとブロークンツイルのリバーシブル仕様。ブロークンツイルは通常のツイルの変形組織で、滑らかでかつツイルのデメリットであるよじれが出にくいのが特徴。

アメリカやヨーロッパ諸国の様々なヴィンテージウエアのデザインやディテールをモチーフとし、オリジナルで製作する生地や独自のシルエットで現代的に昇華する「アーミーツイル」らしく、50年代のスウェーデン軍のライナーを彷彿とさせるディテールを現代的に再構築した。

難しく考えずにスウェットシャツやクルーネックセーターの上にガバッと羽織るもよし、ネイビーブレザーにタイドアップしてトラッドスタイルとミックスするのもよし。ヘリテージとモダニティがミックスした未来のヴィンテージとも言えるこのコートは無限の可能性を秘めている。2万900円(マルベリーTEL03-6450-4800)

4.「ピッカークロージング」のボタンブーツ|重くなりがちな冬の足元にブルーのボタンブーツという選択肢

冬は革靴、もっと言えばブーツが履きたくなる……。そんなあなたへの提案だ。いつものブラックやブラウンもいいけれど、鮮やかなブルーが目を惹く「ピッカークロージング」のボタンブーツはいかがだろうか。

アメリカンワークスタイルをコンセプトとするオリジナル商品と、収集してきたアーカイブを販売する東浅草の同店がリリースする新作は、ヴィンテージのボタンブーツをベースとしつつ、日本人の足型にモディファイした木型を使用。ソールには柔軟性と快適性を備えたビブラムウェッジソールを採用し、トゥはややドレッシーなパンチドキャップトゥ。表情豊かなシボ革は柔らかく滑らかで、履いた際のシャフトの締め付けも心配無用だ。

なんと言っても配色が絶妙で、アッパーのブルーに対してボタンは主張しすぎない同系色のネイビー。ソールのアイボリーもベストなバランスだ。6万6000円(ピッカークロージング TEL03-6802-4148)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2024年2月・3月合併号 Vol.202」)

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