アイウエアもファッションの一部であり、当然トレンドが付き纏う。しかし、アイウエアはそれ以上にパーソナルであることが大切だと思う。他者からどう見られたいかより、自分はどのような人間でありたいか。自己を確立させるためにもアイウエア選びには、もっと慎重になる必要がある。そこで2nd編集部が今注目している9つのメガネブランドをセレクト。絶対的定番から新進気鋭まで、気になるブランドに出会ってほしい。
1.YAGAN STONE EYEWEAR(ヤガン・ストーン・アイウェア)

今季デビューのヤガン・ストーン・アイウェアはスティーヴィー・ワンダーを父に持つクワメ・モリスがクリエイティブディレクターを務める最注目ブランド。音楽界のレジェンドが60年代に着用していたデザインから着想を得た、その名も[DYLAN]。目元を完全に隠した甘さの一切ないオールブラックが潔い。サングラス8万4700円(グローブスペックス エージェントTEL03-5459-8377)
2.H-fusion(エイチフュージョン)

多くのブランドが個性に磨きをかけるなか、このような非常にバランスの取れた品行方正なサーモントブロウが目を引く。ヴィンテージでは到底出会えないだろうオリーブ×ゴールドのカラーコンビネーションが只者ではない感じ。メガネ4万1800円(G.BガファスTEL03-6427-6989)
3.DIGNA Classic(ディグナ クラシック)

薄いカラーレンズがトレンドとして浸透するなか、ソリッドな濃色レンズにドキッとさせられる。プレッピースタイルにおける“甘辛ミックス”の最適解ってこういうことかも。サングラス3万5200円、レンズ4400円(ディグナ ハウスTEL03-5843-1612)
4.MATSUDA(マツダアイウェア)

他とは一線を隠す独自の構築美で優れたプロダクトデザインとしても海外から高い評価を受ける、マツダアイウェア。複雑な機構のノーズパットやバーブリッジなどのディテールはミニマルに仕上げるほど存在感を放つ。メガネ8万9100円(マツダアイウェアジャパンTEL0776-43-9788)
5.BJ CLASSIC COLLECTION(BJクラシックコレクション)

通常のメガネの上からカラーレンズを重ねることでインスタントにサングラスを作り出す「クリップオン」。いかにも合理的で無精なアメリカ人らしい発想が好き。メガネ3万9600円、クリップオンサングラス1万9800円(ブロスジャパンTEL0778-52-7075)
6.MAX PITTION(マックスピティオン)

かつてメガネの一大産地として栄えたフランスのジュラ地方発祥のマックスピティオン。そのDNAを現代に受け継ぐ8mm厚アセテートのクラウンパント。これぞ正統なフレンチヴィンテージ。サングラス7万400円(プライベートアイズアンドトラッカーズTEL070-1577-2666)
7.JACQUES DURAND(ジャック デュラン)

鋭角に切り出された極厚アセテートフレームが特徴のジャック デュラン。定番人気のボストンシェイプをサイズ、厚みともにひと回りアップさせた新作は目元に一段とインパクトを与える。メガネ4万9500円(ジャック デュラン ジャパンTEL03-6321-1501)
8.Shady CHARACTER(シャイディー・キャラクター)
リム両端が突起したフレームに施された重厚な3ピンのカシメパーツがより力強くサングラスにも最適。レンズは濃いめのグリーンがアメリカンヴィンテージのお約束。サングラス4万5100円(プライベートアイズアンドトラッカーズTEL070-1577-2666)
9.EYEVAN 7285(アイヴァン 7285)

90年代のストリートシーンを席巻した天地幅の狭いウェリントンタイプにミラーレンズという組み合わせが今また時代の先端にある。モダンなブレザースタイルにはこの上ないチョイス。サングラス6万7100円(アイヴァン 7285 トウキョウTEL03-3409-7285)
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