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ググッと寄る! iPhone 15 Pro Max、5倍望遠120mm相当の威力!【先行レビュー】

iPhoneのカメラがまた進化した。

iPhone 15シリーズのカメラは、3つのレンズとセンサーを使って、0.5倍(13mm(35mm換算・以下同))から、1倍(24mm)、1.2倍(28mm)、1.5倍(35mm)、2倍(48mm)と、3倍(77mm)もしくは5倍(120mm)の画角を表現できるようになった。

iPhone 15 Pro Maxの5倍望遠120mmで、ブルーインパルス撮ってみた@鈴鹿F1

iPhone 15 Pro Maxの5倍望遠120mmで、ブルーインパルス撮ってみた@鈴鹿F1

2026年08月28日

これは、特にメインの4800万画素のセンサーの効果が大きく、暗い場合は4つのピクセルを合わせて使って、受光量を稼ぐ。

また、iPhone 14 Proシリーズでも中央部を使って、2倍(48mm)望遠を作り出していたが、今回はさらにその手法を進化させて、このセンサーを1倍(24mm)、1.2倍(28mm)、1.5倍(35mm)、2倍(48mm)と4種類の画角で使えるようになった。

これらは標準的な画角ではあるが、iPhoneカメラの画角として一般的な(かつちょっとワイドな)24mmや、28mmに加えて、標準的でありながらチョイ広角寄りの35mm、一番人間の目に近い写り方をするという50mmに近い48mmと、標準として使えるレンズを4種類から選べる。

ちなみに、24〜35mmはどれをスタンダードにするかをプリセットできる。

そして、望遠にはiPhone 15 Proには従来通りの3倍望遠(77mm)、iPhone 15 Pro Maxには新機軸のプリズムを使った5倍望遠(120mm)を搭載した。

iPhone 15 Pro Maxの6種類のレンズを試してみよう

とりあえず、今回は、6種類の画角で撮ってみた。

0.5倍、13mm

一眼カメラでもなかなか買えない超ワイドが入っているのもiPhoneの魅力。広い空間をまるっと取り込めるのが魅力だが、その分歪みも大きいので扱いには気をつけたい。集合写真などで使うと、両脇の人が大きく太って見えたりするので注意したい。人物を入れる場合には顔を中央寄りにもってくるのが上手に使うポイント。しかし、この歪みをわざと使ってユニークな絵作りをするのも手。

1倍、24mm

iPhoneの伝統的な画角は、26〜28mmだったのだが、上の画角が出てきたからか、最近は24mmを『1倍』と設定している。この画角がiPhoneにとってのスタンダードだ。「少し広過ぎないか?」と思うが、一番、日常を撮るカメラ、身近な人を撮るカメラならではの画角設定だといえるだろう。

ProRAWなどでメインセンサーをフルに使った画角もこれになる。

 

1.2倍、28mm

今回新たに設定された画角。しかし、iPhone 5sあたりから使われていた画角なので、むしろ伝統的なiPhoneカメラらしい画角ともいえる。

1.5倍、35mm

これも今回新たに設定された画角。24、28、35、48(50)mmと、一眼カメラで単焦点レンズを使う人が慣れている画角を並べるところが分かっている。

35mmは、歪みも少なくなってくるし、遠過ぎず、近過ぎず、日常的に使いやすい画角だ。

2倍、48mm

前回のiPhone 14 Proシリーズから設けられた画角。4800画素のちょうど中央の部分だけを使って、1200万画素で焦点距離2倍という位置を見つけたわけだ。

カメラの単焦点レンズでいえばおおよそ50mmということで、基本中の基本。人を撮るにしても、風景を撮るにしても、適度な距離感のある絵が撮れる。この焦点距離縛りにして写真を撮っても面白そうだ。

5倍、120mm(iPhone 15 Pro Max)

最初の0.5倍からすると、ちょうど10倍ズームということになる。昔、コンデジに『高倍率ズーム』というカテゴリーがあり、10倍ズームがウリだったが、iPhone 15 Pro Maxは8.25mmという薄さでそれを実現してしまったことになる。

グッと寄ることができるし、全身(もしくは全体)を入れると、パースの少ないスッキリした絵柄が撮れる。ただ、薄いiPhoneで、120mmの距離でちゃんとした画角をホールドするのはなかなか難しい。

待ち焦がれる声も多いが、なかなか扱いが難しい側面もある。

48mmから120mmと、間がないのも気になる。脇差の次に薙刀という感じ。好みの問題ではあると思うが、77mmがあるiPhone 15 Proの方が扱いやすいかもしれない。このあたりは今後試用しながらチェックしたい。

おまけ、3倍、77mm(iPhone 15 Pro)

というわけで、iPhone 15 Proの77mmで撮ってみた。

やはり、筆者はこのぐらいの距離の方が扱いやすいような気がするし、iPhone 15 Pro Maxが、このあたりをデジタルズームで飛び越えるのは少し気になる。やはり、この長さがメインウェポンとして便利な気がする。今後120mmがどういう評判になっていくのか、筆者も試しつつ購入されたみなさんの評価に耳を傾けていきたい。

ProRAWで撮って仕上げてみると面白いかも

13mmのマクロを含めて『7本のレンズがある』というアップルの打ち出し方は面白い。

こうやって撮ってみても、コンピューテーショナルフォトの加工がいろいろと気になってしまうが、この7本のレンズを意識しながら、ProRAWで写真を撮ってしっかり仕上げてみるものも面白いかもしれない。

これまで、ストレージを圧迫するのが気になっていたが、USB-Cをサポートするようになったので、外付けSSDに画像を逃がすこともできる。iPhoneはますますカメラとして進化したようだ。

(村上タクタ)

iPhone 15 Pro Maxの5倍望遠120mmで、ブルーインパルス撮ってみた@鈴鹿F1

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この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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