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どっち買うべき? XREAL OneとOne Pro意外な違い

XREAL Oneは6万9980円、XREAL One Proは8万4980円。素直に受け止めれば、XREAL One Proの方が上位機種なのだが、実際に両方をお借りして使ってみると、それほど簡単な話ではなかった……。

XREALの体験とはどんなものか、XREAL One/One Proを使って説明しよう

XREALの体験とはどんなものか、XREAL One/One Proを使って説明しよう

2025年10月27日

視野角50度のOneと、57度のOne Pro

XREAL Oneと、XREAL One Proの最大の違いは、プリズム方式の違いだ。

あとの諸元は、新しいX1チップを搭載していること、XREAL Eye対応であることなど比較的似通っている。

XREAL Oneは旧来のBird Bathという方式を使っており、XREAL One ProはX Prismという新方式を使っている。X Prismはより複雑なプリズムで、物理的な厚さを抑え、それにより、より広い視野角を得ている。

物理的に薄いということは、よりディスプレイに目を近づけられるということで、さらに広い視野角が得られるというのも当然。

というわけで、XREAL One Proを初体験した時の私は、XREAL One Proの57度の視野角が素晴らしい! ……という記事を書いている。この手のデバイスは、視野角が非常に重要だから、57度の視野角のメリットは大きい。

XREAL One Proを体験してきた。いよいよ、これは買うべきかも

XREAL One Proを体験してきた。いよいよ、これは買うべきかも

2025年10月27日

ところが、実際に両者を並行して試してみると、かならずしもそう断言できるわけではないということに気がついた。

実は、XREAL Oneの方が良い点もある

両者を試してみると、XREAL Oneの方が表示画面がクッキリしている。

XREAL One Proの方が、すこし滲みというか、ボンヤリした感じがある。そして、画面に糸巻き状の歪み(樽型歪みの逆で、四方の角が少し引っ張られたような歪み)が感じられるのだ。

実はこういうグラス型デバイスは利用者の視力や目のコンディションによってもだいぶ違って見えるので、このあたりの判断は難しいところなのだが……。

これがあったから、XREAL OneとXREAL One Proは、選べるように併売されているのではないだろうか?

筆者は多くのグラス型デバイスを裸眼で使えるから、さまざまなデバイスをテストできるというメリットがある。そして、デバイスによって、視力低下の影響を大きく感じる時と、そうでない時がある。たとえば、Apple Vision Proや、Even Realitiesではそれはあまり感じないが、XREALシリーズは比較的視力矯正の必要性を感じる。つまり、表示されているディスプレイに近寄って見たいと感じるのだ。

Apple Vision Proの場合は、実際に近づいてしまえばいいのだから、あまり問題を感じにくいのだ。XREALはXREAL Eyeを着けて6DoFにしても近づききれないから、そう感じるのだと思う。

だから、完全に目のいい人や、逆に常に視力矯正が必要な人は、また別の感じ方をするかもしれない。

ともあれ、筆者の目だと、XREAL Oneの方がクッキリ、XREAL One Proの方が少しボンヤリして、糸巻型歪みがある。

ちなみに、筆者の視力は右が1.0〜0.7ぐらい、左が0.7〜0.4ぐらい(コンディションによって違う)で、1.5度ぐらいの老眼が入っていて、少し乱視もある。一般論で言えばいい方だが、若い頃(右2.0、左1.5だった)に比べるとだいぶ目が悪くなったと思う。

筆者は迷うが、自分で買うならXREAL Oneを選ぶかもしれない

それを踏まえて、どちらを選ぶ? と聞かれたら、けっこう悩むと思う。

たぶん、自分で買うとしたら、XREAL Oneで、視力矯正用のレンズを入れて、XREAL Eyeと組み合わせると思う。XREAL One Proの視野角は魅力的だが、少し滲むのと、糸巻型歪みを考えると、XREAL Oneの方が良いように感じる。

ただ、この差はけっこう微妙で、人によって好みも違うと思うし、前述のように目の状態によっても違うと思うので、可能であればどこかで体験、比較して選べるとベストだろう。

(村上タクタ)

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村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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